Vistaを検討中なら、64-bitも検討してみませんか。
本社のAfter Effects製品担当者、Michael Colemanもブログを持っています。
今回は、その中から「Thinking Vista? Think 64-bit.」を訳してご紹介します。
>>>引用開始>>>先日、電器店に行ったとき数多くPC新製品がVista 64-bit版で販売されているということに驚きました。さらに、1GBのメモリが25ドル台ということにも気づきました。これはすごいニュースだと思います。Adobe CS4製品を最大限に活用する方法のひとつが、64-bit OS上で利用することです。Macであれば、Mac OS X Leopardはすでに64-bit対応OSですから話は簡単です。Windows環境だと、32-bitと64-bitの二つの選択肢があります。私は32-bit版ではなく64-bit版のWindows Vistaをお勧めします。64-bit版OSでCS4を利用するメリットは、大容量のRAMを追加して利用することができるという点です。After Effectsでの動作は次のようになります。レンダーキューでのレンダリングやRAMプレビューを行う場合、After Effectsでは複数のフレームを同時にレンダリングするため、複数のプロセッサコアを利用することができます。このとき、After Effectsでは利用可能なコアごとに、「プロセス」を開始します。この「プロセス」は、それぞれに4GBまでのRAMを利用できます。After Effectsのウェブ版ヘルプにはメモリとマルチコアレンダリングに関する詳細が説明されています。After Effectsを利用するなら、RAMはどのぐらいあればいいのでしょうか?これまでの経験則からすると、1コアあたり4GBといえます。OSとそのほかのアプリケーション用にさらに追加が必要となるでしょう。ほかのアプリケーションに関して、たとえばAfter Effectsと同時に利用するPremiere Pro CS4などでいえば、Premiere Proもまた追加されたRAMの恩恵があります。Photoshop、Illustratorやウェブブラウザも同時に起動するのであれば、64-bit OS上では16GB~32GBが最適なサイズといえます。Windows ユーザなら、手持ちのハードウェアドライバが、Windows Vista 64-bit版に対応しているか確認してみましょう。Vistaが発売されてから、ある程度の時間が経過しましたので、この問題も日に日に少なくなっています。また、ソフトウェアに最新のアップデートを適用するのも良いでしょう。VistaならService Pack 1。CS4製品であれば、Premiere Pro 4.0.1そしてAfter Effects 4.0.1にアップデートしましょう。64-bit版への以降に興味が無い方は、コメントを送って、何が移行の障害になっているか教えてください。<<<引用終わり<<<先日、あるユーザの方から64-bitへ移行するにあたっての課題として、「プラグインソフトなどの64-bit対応検証が終わっていない」というコメントを頂きました。確かに、プラグインを多く利用されている方は、課題があるかと思いますが、プラグインをさほど利用されない方は64-bit版お試しになってはいかがでしょうか?