立体視映像制作が、今年話題ですが・・

今年の映像関連展示会では、Stereo Scopicいわゆる立体視映像(3D映像だと、3D CGとごっちゃになるので・・・)関連が話題になっています。REDカメラを2台使って収録したりだとか、立体視に対応した液晶モニタとか、制作システム周りも関連機器が増えてきています。

映画館や展示施設など、広い視野角を持つ画面を用意できるところの一部で、3D化のニーズはあるようです。とある博物館で100インチスクリーンから4,5メートル離れたところで、立体視映像を見たことがありますが、視野角が家庭のテレビ程度だったためか、あまり立体的な迫力は無かったですね。立体視の臨場感を考えると、広視野角のスクリーンが欠かせません。

制作自体は、左目と右目に対応した映像を用意して編集していくわけですが、出力の形式は立体視の方式にあわせて出力する必要があります。Mac版のAfter Effectsで利用できる立体視映像制作サポートプラグイン(DASHWOOD CINEMA SOLUTIONSのStereo 3D Toolbox: 英語版のみ)もあるらしいので、試してみても良いかも知れません。

家庭に入るとすると、40型程度の画面から1メートルという近接した環境で見ることができるゲームが先になるんではないでしょうか?(私の場合、40型でも2m離れると、立体の迫力は無くなるように見えるので・・・)