Adobe Premiere Pro 4.2アップデートで、AVC-Intraにネイティブ対応

昨晩、Adobe Premiere Pro 4.2アップデートがリリースされました。今回のアップデートもAdobe Premiere Pro CS4をご利用いただいている方へ無償で提供となりますので、すでにネットワークでの自動アップデートで利用されている方も多いと思います。まだの方は、「ヘルプ」メニューから「アップデート…」を選択することで、アップデートのダウンロードが可能です。

今回の目玉は・・・

パナソニックAVC-Intraフォーマットのネイティブ対応です。これまでのDVCPRO/50/HDフォーマットのP2ファイルと同様に、より高画質なAVC-intraのファイルがそのまま編集できるようになりました。※AVC-Intraフォーマットのスムーズな再生には、2008年以降にリリースされたPC/Macで、処理性能が高い(4コア以上など)環境が必要です。来週のInter BEE会場、パナソニックブースや、共信コミュニケーションズ、VPJなどでAVC-Intraネイティブ編集環境が展示される予定です。英語ですが、**4.2の紹介をした動画**も公開されています。新機能:・パナソニック P2 AVC-Intraフォーマット対応(新規シーケンスプリセットも追加)主な改善:・Final Cut Pro 7 で作成されたプロジェクトの読み込みに対応・Final Cut Proプロジェクトの読み込み時に、Final Cut Proのシーケンスに含まれている素材の、タイムコード情報を保持・USBキーボードやUSBマウスの接続・取り外し時でも再生を継続・複数のフォーマットが混在するシーケンス再生時のパフォーマンスを向上・720/50p,60p素材をSDシーケンスで利用した場合のフィールド処理を改善・サードパーティ製品対応確認されている点:・AVC-Intraフォーマットが利用されている場合、プロジェクトマネージャの利用は推奨されません。・メディアブラウザで表示されるクリップのデュレーション(尺)は、プロジェクト読み込み後に表示されるデュレーションと異なることがあります。・AVC-Intraフォーマットの素材を、AVC-Intraプリセットのシーケンスに編集した場合でも、赤いバー表示となります。