64-bit環境で超快適!CS5ついに発表

アドビ システムズ株式会社でビデオ製品を担当している古田です。いまラスベガスに来ています。
こちらの時間で4月12日月曜日から世界最大の映像機材展示会「NAB 2010」が開幕します。そしてすでにご存じの通り、アメリカ東部時間4月12日午前0時にCS5製品群が世界同時発表となりました!

この日に決まったのもこのNAB出展を見越してのことだったんですね。

さて気になる製品の情報ですが、**こちら**からご覧ください。

ビデオ製品に関して言うと、Premiere ProとAfter Effectsの64-bitネイティブ対応が大きなポイントですね。64-bit対応=大容量のメモリが利用できるようになることで、HDの映像編集がこれまでになく快適になります。

ちなみにプレス向けの事前説明会で使ったデモ機は、HP Z800というワークステーション。Xeon 3.33GHz – 8コアに、24GBメモリ、NVIDIA Quadro FX4800ビデオボードを搭載した構成でした。これだけあると、たとえば7680×4320のシーケンスを作って、XDCAM HD422の映像を16枚同時に再生させるなどという、これまでならあり得ない解像度での作業ができたりするわけですね。

この映像処理の中核にあるのが、新開発64-bit環境とマルチコアプロセッサに最適化されたAdobe Mercury Playback Engineです。この再生エンジンにより、HDのマルチストリーム再生や、HDを超える解像度の編集作業が快適に行えるようになっています。さらに、プレビューだけでなくレンダリングやエクスポートの処理も高速に行えるのが、Mercury Playback Engineのすごいところ!

NAB来場の方は、アドビブースへぜひお立ち寄りください。また、5月21日金曜日には発売記念セミナーCS5 Video “64” Revolutionを東京・名古屋・大阪で同時開催(名古屋と大阪はHD映像による生中継)、最新最速のCS5映像制作ツールをその場でご覧いただけます。お申し込みは、**こちら**からどうぞ!

#もう朝の4時だ、もう寝よう・・・