Adobe Media Encoder CS5 書き出し対応フォーマット
Adobe Media Encoder CS5は、Adobe Premiere Pro CS5やAdobe After Effects CS5に同梱されるエンコード用アプリケーションです。動画、静止画、オーディオなど数多くのファイル形式の出力に対応しています。
ここでは、**ヘルプファイル**の内容に基づいてご紹介します。
書き出しでサポートされるファイルの形式Adobe Media Encoder を使用して書き出す場合は、書き出し設定ダイアログボックスで出力形式を選択します。選択する形式により、使用可能なプリセットオプションが決まります。 出力に最も適した形式を選択してください。Adobe Media Encoder は、スタンドアロンアプリケーションおよび Adobe Premiere Pro、After Effects、Flash Professional、Soundbooth、Encore のコンポーネントとして使用できます。Adobe Media Encoder で書き出すことができる形式は、インストールされているアプリケーションによって異なります。MOV、AVI、MXF、FLV、F4V などの一部のファイル拡張子は、特定のオーディオ、ビデオまたは画像データ形式ではなく、コンテナファイル形式を表します。コンテナファイルは、さまざま な圧縮設定およびエンコード設定でエンコードしたデータを含むことができます。Adobe Media Encoder はこれらのコンテナファイルのビデオおよびオーディオデータをエンコードできますが、エンコードできるデータはインストールされているコーデック(特にエ ンコーダー)によって決まります。多くのコーデックがオペレーティングシステムにインストールする必要があり、QuickTime または Video for Windows 形式の内部コンポーネントとして機能する必要があります。インストールされているその他のソフトウェアに応じて、次のオプションを使用できます。ビデオとアニメーション
- アニメーション GIF(Windows のみ)
- FLV、F4V
- ※ FLV 形式と F4V 形式はコンテナ形式であり、それぞれ特定のビデオ形式とオーディオ形式に関連付けられています。通常 F4V ファイルには、H.264 ビデオコーデックと AAC オーディオコーデックを使用してエンコードされたビデオデータが含まれます。通常 FLV ファイルには、On2 VP6 または Sorenson Spark コーデックを使用してエンコードされたビデオデータと、MP3 オーディオコーデックを使用してエンコードされたオーディオデータが含まれます。Adobe Media Encoder CS5 は、Sorenson Spark コーデックではなく、On2 VP6 ビデオコーデックを使用して FLV ファイルをエンコードできます。
- H.264(AAC、3GP、MP4、M4V)
- H.264 Blu-ray(M4V)
- MPEG-2(MPA、M2V、MPG)
- MPEG-2 DVD(M2V)
- MPEG-2 Blu-ray(M2V、WAV)
- MPEG4
- P2(MXF)
- ※ MXF はコンテナ形式です。Adobe Media Encoder は、DVCPRO25、DVCPRO50、DVCPROHD および AVC-Intra コーデックを使用して MXF コンテナの Op-Atom 形式のP2 ファイルを書き出すことができます。
- QuickTime ムービー(MOV)(Windows では QuickTime が必要)
- Windows Media (WMV)(Windows のみ)
- Video for Windows(AVI)(Windows のみ)
静止画と静止画シーケンス※ ムービーを静止画ファイルのシーケンスとして書き 出すには、静止画形式を選択した状態で「ビデオ」タブの「シーケンスとして書き出し」を選択します。
- ビットマップ(BMP)(Windows のみ)
- DPX
- GIF(Windows のみ)
- JPEG
- PNG
- Targa(TGA)
- TIFF(TIF)
オーディオ
- Audio Interchange File Format(AIFF)(Mac OS のみ)
- MP3
- Waveform(WAV)
- Advanced Audio Coding(AAC)