Illustrator CS5 15.0.1 で解決された問題の一覧
**RAM が 4 GB を越える Mac OS で Illustrator を実行した場合に発生する問題。
**このアップデートでは、RAM 容量の大きいコンピューターで Illustrator を実行した場合に発生していた問題が解決されています。一部のシステムでは、大きくて複雑なファイルを開いた後に、特定の操作が正しく機能しなくなっていました。ショートカットキーが機能しなくなる、ルーラーが表示されなくなる、ファイルを開けなくなる、といったものから、場合によってはアプリケーションのクラッシュまで、症状は様々でした。
**字形パネルで異体字を挿入できない。
**このアップデートでは、字形パネルで異体字を挿入できなかった問題が修正されています。パネルは、意図したとおりに機能するようになっています。
**フォントの FOND リソースファイルが不適切な場合、クラッシュする。(Mac OS のみ)
**このアップデートでは、FOND リソースが不適切という問題があるフォントが原因で、アプリケーションが起動時にクラッシュすることがあるという問題が修正されています。
**特定のシステム環境設定がデフォルトでない場合に Illustrator が起動時にクラッシュする。(Mac OS のみ)
**特定のシステム環境設定(数値の 1,000 の位の区切り記号など)がデフォルト以外の設定に変更されていると、Illustrator が起動時にクラッシュしていました。このアップデートにより、この問題は発生しなくなっています。
**Illustrator を起動後にすぐ終了すると、アプリケーションがクラッシュする。(Windows のみ)
**起動後、アプリケーションバーの読み込みが完了する前にアプリケーションを終了すると、クラッシュが発生していましたが、このリリースではこの問題が解決されています。
**CS Live または CS Review にサインインまたはサインアウトした直後に Illustrator を終了すると、クラッシュする。(Mac OS のみ)
**このアップデートでは、Mac OS でのみ発生していた、いくつかのサービス関連の問題が対処されています。CS Live または CS Review にサインインまたはサインアウトした後すぐ、サインインまたはサインアウトのプロセスが完了する前に AI を終了すると、クラッシュが発生する場合がありました。
**Illustrator からコピーし、他のアプリケーションで EMF 形式を選択してペーストする操作が機能しない。
**Illustrator 内でコピーし、PowerPoint や Excel などの他のアプリケーションで EMF 形式を選択してペーストする操作が機能しなくなる問題がありました。このアップデートでは、この問題が解決しています。
**ラスタライズ後にグラデーションメッシュオブジェクト上に水平方向の線が現れる。
**オブジェクト/ラスタライズを選択する、ラスタライズ形式で保存する、またはビットマッププリンターでプリントする、のいずれかの方法でラスタライズ処理を行うと、オブジェクト上に水平方向の線が現れることがありました。この問題は様々な状況で発生していました。このアップデートでは、これらの問題のほとんどが対処されています。
**リンクされた画像を含む変数ライブラリのデータセットの走査中に Illustrator がクラッシュする。
**リンクされた画像を含む変数ライブラリを読み込んだ後、そのデータセットを走査すると、Illustrator がクラッシュしていました。このアップデートでは、この問題は対処されています。
**スケジュールされたタスクの自動作成が無効になっている XP SP3 上で起動すると、Illustrator がクラッシュする。
**Service Pack 3 が適用された XP コンピューターで、スケジュールされたタスクの自動作成が無効になっていると、特定のドメイン設定の場合に、Illustrator が起動時にクラッシュしていました。このアップデートでは、この問題は解決しています。