Premiere Pro CS5(5.0.2) アップデート
本日、Adobe Premiere Pro CS5の最新アップデート(5.0.2)がリリースされました。今回のアップデートでは、機能改善およびCUDA対応ボードの追加などが含まれています。
アップデートの自動通知が表示されていない場合でも、Premiere Pro CS5の)。「ヘルプ」メニューから「アップデート」を選択し、アップデートを適用することができます(要インターネット接続)。また、Adobe Media Encoder CS5(5.0.1)アップデートもあわせてご利用ください。
主な変更点
- Mercury Pleayback Engine対応NVIDIAビデオボードサポートの強化(Windows版のみ。Quadro 4000, Quadro 5000, GeForce GTX 470,)
- Quadro 5000/Quadro 4000
- NVIDIA QuadroカードによるDisplayPort 10-bit出力対応(Windows版のみ)
- REDファームウェア(build 30, v30,5)対応。Mysterium Xセンサーおよび最新Color Scienceをサポート
- RMDファイルのインポート・エクスポートに対応(REDCINE-Xとの連携)
- RED Rocketカードサポート (R3Dデコード処理、RED Rocket映像出力は未対応)
- RED Rocketによるデコード処理を行う場合は、「RED(R3D)ソース設定」の「RED Rocket」を有効にしてください。
- XDCAM HD422ファイルのタイムコード読み取り
- ソニーXDCAM HD形式のエクスポート(Avid Unityなどにも対応する形式)
- JVC HDメモリーカードカメラのQuickTimeファイル読み込み
- Broadcast WAVファイルサポート
- OMF形式でのBroadcast WAVエクスポート
主な改善点
- 安定性の向上
- AIFF音声ファイルのプレビュー、レンダリングおよび出力時、時間軸が不正となる問題の解消
- Premiere Proのプロジェクトファイルが特定の条件下で肥大化する問題の解消
- Premiere Proの起動時間短縮
- Convergent Design製Nano Flashで記録されたXDCAM HD422形式ファイル読み込み時の音声が異常な問題の解消
- XDCAM EXを含むプロジェクトを開くごとに毎回コンフォームを要求される問題の解消
- 4chオーディオで記録されたXDCAM EXファイルの読み込み問題を解消
- Mac OSでの音声のみのキャプチャ時の問題を解消
- プレビューレンダリングを行うごとにレンダリング時間が長くなる問題を解消
- Mac OSで、BMPおよびGIFファイルの読み込み問題解消
- プロジェクトファイルを再度開いた際に、プレビューファイルが不明となる問題を解消
- 複数のフォーマットおよびコーデックでの、色およびガンマが変化する複数の問題を解消
- Final Cut Pro XML書き出し時の複数の問題を解消
- タイムコード関連の複数の問題を解消
- 静止画ファイル読み込み時の処理および安定性に関わる複数の問題を解消
- Mercury Playback EngineでのGPU高速処理での処理および安定性、再現性に関わる複数の問題を解消
- FireWire(IEEE1394)出力時の複数の問題を解消
- パナソニックP2形式ファイルにかかわる複数の問題を解消
- 映像と音声の同期再生にかかわる複数の問題を解消
Todd Koprivaによる英語版のブログポストはこちらから。