NAB Show 2011開幕、そして…CS5.5リリース!
アメリカ太平洋時間で4月11日月曜日、NAB Show 2011がいよいよ開幕します。昨年のNAB 2010で64-bitネイティブ対応として登場したAdobe CS5 Production Premiumから1年間、映像制作の現場でも多様な変化が見られました。**「デジタル一眼」「S3D」「64-bit」「マルチスクリーン」**この4つは特に顕著といえるでしょう。
デジタル一眼カメラによる映像制作は、音声収録などの弱点はあるものの大判センサー独自の描写力により、映画やCMなどの業務領域でも急速な広がりを見せています。また2009年公開の映画「アバター」に始まるS3D映像は、家庭用のテレビだけでなく、裸眼立体視液晶パネルの開発によりAndroid携帯や任天堂3DSなど、リビングから手のひらまで視聴できるようになっています。このことからも、マルチスクリーンでの映像ニーズの高まりは疑う余地もありません。そして64-bit環境へのネイティブ対応です。2010年1月弊社イベント来場者のうち、64-bit環境をご利用のユーザーは31%でありましたが、10ヶ月後のInter BEEでの弊社調査では60%以上へと倍増しています。やはり高い処理能力が必要とされる映像制作の現場では、当初の予想よりも早く64-bitへの移行がすすんでいるようです。
NAB Show 2011初日に発表した**Adobe Creative Suite 5.5 Production Premiumは、これらに対応する強力な機能を提供しています。各製品の今回の強化点をご紹介しますが、CS5で搭載した、Ultraキーヤーやロトブラシ**といった強力な機能ももちろんCS5.5でご利用いただけます。まだ32-bit環境の方はまず64-bit環境を導入いただき、CS5.5 Production Premiumの体験版(5月下旬提供開始予定)をお試しください!