Creative Cloud 事始め
Creative Cloud (くりえいてぃぶ くらうど) とは、Adobe が提供するクリエイティブ制作ソフトウェアやサービスを利用するための新しい提供方法です。従来のパッケージ買い切り型の提供と異なり、月額払い方式のメンバーシップで、メンバーになると、すべての CS6 ツールの最新版をご利用頂くことができます。
CS6 ツールの導入を検討されている方から、
「CS6 パッケージと Creative Cloud、どっちで導入するのがいいの?」
といった質問をよくいただきます。Creative Cloud は、CS6 の全部入りスイート「Master Collection」相当とお考えいただくと理解しやすいかもしれません。でもそれだけではないのです。
Creative Cloud ツールのメリット
ここで、Creative Cloud のツールとしてのメリットを整理してみましょう。
- CS6 のすべてのツールが利用可能 - Master Collection 相当 – これは OK ですね。
- CS6 に含まれないツールが利用可能 - 例えば「Photoshop Lightroom 4」や「Acrobat XI Pro *」
- メンバー限定のツールが利用可能 - Adobe Muse、ADPS SE、Edge ツール & サービス、Creative Cloud Connection など
- メンバー限定のアップデート - 例) Illustrator CS6 や Photoshop CS6 向けの限定アップデート
* CS6 スイート パッケージ製品には「Acrobat X Pro」が含まれます。Creative Cloud も提供開始当初は「Acrobat X Pro」を提供していましたが、「Acrobat XI Pro」登場にあわせてアップデートが行われました。
このような特長は、以下のような要望に応えます。
- 製品のメジャーアップデートの度に悩みたくない
- Photoshop、Illustrator メインのユーザーだけど、ビデオ制作、あるいは Web 制作に取り組んでみたい
- HTML5 など、最新の技術にいち早く対応したい
- スマートフォンやタブレット向けの電子出版、アプリケーション開発に取り組みたい、対応したい
特に「Ongoing Value – 常に進化する価値」こそが Creative Cloud の最大のメリットであり、変化の激しい IT 環境・市場にアクティブに対応し、ビジネスを拡げたいと考えるユーザーにとって最適なツールとなってます。
そのほかにも…
Creative Cloud は他にも様々な特長を備えています。
- 月額制のメンバーシップ (会員制サービス)
- クラウド上のストレージを提供
- トレーニング コンテンツの提供
- Touch Apps との連携利用
このような特長は、別のトピックで詳しく取り上げていきたいと思います。
リソース
■ Creative Cloud に含まれるツール & サービス
■ Illustrator CS6 Creative Cloud メンバー限定サービス
■ Photoshop CS6 Creative Cloud メンバー限定サービス