日本でのデジタルマーケティングソリューションを強化 – 革新的かつ、スケーラブルな、統合されたプラットフォームを提供

Adobe は、マーケターやクリエーターが高い品質の仕事をするためのテクノロジーを提供することに関して長い歴史を持っています。2009年のオムニチュア買収に始まり、Adobeはデジタルマーケティングに関する世界最高水準のサービスを構築してきました。

これには、2つのコアとなるものがあります。それは、コンテンツおよびデータです。そして、この2つのコアは連動すべきものです。では、Adobeの提供するサービスとは、どのようなものでしょうか?

コンテンツを作るために必要な、私たちのクリエティブツール(Adobe® Creative Cloud)は現在クラウド上に移動し、コンテンツ利用者の満足を追求するクリエーターの為の世界最高水準のテクノロジーであり続けています 。また一方で、当初は、分析にフォーカスしていたデータに関するソリューションは、今や、パーソナライゼーション、最適化された広告、ソーシャルネットワークとの連携、素早い変化に対応したエクスペリエンス管理、そしてより深い分析へと進化しています。私たちはこれらのテクノロジーを、Adobe Marketing Cloudと呼んでいます。

Adobe Marketing Cloudを構成するソリューション

Adobe Marketing Cloudには、
Adobe Analytics**:**世界最高水準のデジタルマーケティング分析ソリューション。今日のマーケターが必要とする分析に関する機能、Web解析からマルチチャネル分析までが1つのソリューションとして提供されます。

**Adobe Target:**訪問者の行動プロファイルデータやアルゴリズムを活用して世界最高水準のパーソナライゼーションソリューション。ユーザー1人、1人に合わせたデジタルエクスペリエンスを実現します。

**Adobe Social:**最近重要性がますます増している、ソーシャルチャネル上でのブランドを管理するためのソリューション。コミュニティへの参加を促したり、何が今起こっているかをリスニングしたり、ソーシャルチャネル上でのキャンペーン管理などに関して、Adobe Socialを使えば1つのソリューションで管理できます。これによりマーケターは、さまざまなツールを使って時間をかけて煩雑な作業を実施することなく、本来やるべきである作業、コミュニティの育成に時間を割くことができます。

Adobe Experience Manager**:**世界最高水準のWEMプラットフォーム。マーケターのチャレンジである自社所有するデジタルチャネルにおけるブランドマネジメントにまつわる様々な問題を解決するソリューションです。現在、コンテンツを作るだけではなく、それを管理し、それを最大限生かしてユーザーのデジタルエクスペリエンスを最適化するということに関して、Adobe Experience Managerは、対応策を提供します。

日本市場向けにも展開

そして、今日、私たちは、日本市場向けに弊社の**Adobe Media Manager**のソリューションの国内展開について発表しました。Adobe Media Managerは、マルチチャネルのデジタル広告を最適化するための堅牢かつ業界をリードするアルゴリズムを保有したソリューションです。複雑なアルゴリズムと膨大なデータセットを使用して、世界最高水準のポートフォリオ·ベースの最適化を提供します。この最適化は、Adobe Analytics上に多くの顧客が保有する豊富な行動データを活用することで、さらに最適な結果を導き出します。現在、数多くの弊社のお客様がデジタルマーケティング活動を測定し、それらのから生まれるコンバージョンを最適化しています。デジタル広告の最適化のためにも、このデータを使用することは自​​然なことだと考えています。

Adobe Marketing Cloudは、マーケターのニーズを満たし、結果を導き出します。それは、プロファイリングデータとそれに基づく決定が、ミリ秒単位で最適化されたデジタルエクスペリエンスを生み出すことで実現します。

弊社のお客様は、世界中の消費者の皆様に最高のデジタルエクスペリエンスを提供するために弊社のテクノロジーを採用し、私たちはそれをご紹介するために多くの活動を行っています。直近では、私たちは、ソルトレイクシティで毎年恒例のAdobe Summit 2013を開催します。Adobeだけでなくお客様からの最高のマーケターをはじめとしたデジタルマーケティングに関連する人々に参加いただきます。

私たちは、私たちの思いを共有し、皆さんとコラボレーションしたいと考えています。それは、このAdobe Summitだけでなく、今後、参加するすべてのイベントにおいてです。

筆者:ブレント ワトソン アドビシステムズ社 マーケティングクラウド製品日本市場担当 統括責任者

米国アドビ システムズ社よりアドビマーケティングクラウド製品日本市場担当の統括責任者として、2012年8月に就任。現在は活動拠点を日本に移し、日本のお客様のニーズに沿ったより良い製品作りをメインミッションとし、米国本社との連携強化に従事。アドビシステムズ社入社後、各種デジタルマーケティングの製品担当を歴任。大学卒業後、IBM、Endeca (現Oracle)などの最先端のソフトウェア業界でキャリアを構築。また、マサチューセッツ工科大学をはじめ、ビジネススクールでも特別講師もつとめるほか、業界向けの講演などでも精力的に活動。