アドビはWebコンテンツ管理分野の「リーダー」と、フォレスターが評価

Adobe Experience Manager

※2013/6/21追記:レポート日本語版を公開しました

Webコンテンツ管理(WCM)やコンテンツ管理システム(CMS)という製品分野は、決して新しいものではありません。むしろ、インターネットの世界ではとても古い部類のツールと言えるでしょう。

今このWCM分野は、大きな変革を迎えています。いえ、既にもう欧米では、企業向けWCMの世界はすっかり変わってしまっています。ポイントは、「コンテンツ」という静的なものを管理するのではなく、何を誰にどう届けるのか、という「エクスペリエンス」という観点です。

デジタルチャネルが当たり前になり、誰もがどこでもスマートフォンやソーシャルネットワークを使うようになった現在、Webというもののあり方も変わらざるを得ません。万人向けの静的なWebサイトというものは、もはや時代遅れとなりました。

そこで今、WCMに求められるものは何でしょうか?

そのトレンドが判る、フォレスターリサーチ社の最新レポートが発表されました。同社は、顧客エクスペリエンスやデジタルマーケティング分野で、様々な提言を積極的に行っている米調査会社です。残念ながらレポートは現在英語のみですが、まずはいち早く、このレポートで語られていることのポイント、そしてそれが私たちアドビをどのように見ているのかを、アドビのWCM分野のリーダーが公開したブログ記事を、日本のお客様にもご紹介します。

※当初レポートはオリジナルの英語版をご紹介しておりましたが、このたび日本語版がリリースされましたので、ご紹介します。公開期限は2014/4となっていますので、お早めにダウンロードください。 The Forrester Wave™: デジタルカスタマーエクスペリエンスに適した Webコンテンツ管理(2013年第2四半期)

このブログポストは、Adobe Marketing Cloudに含まれる5つのソリューションの一つ、Adobe Experience Managerについて、director of Product and Industry Marketingのロニ スターク(Loni Stark)がお伝えした内容を翻訳でお届けします。

※以下はUS Digital Marketing Blog「Adobe named Only Leader in Forrester Wave on Web Content Management for Digital Experience」の翻訳です。

私たちは今、Webコンテンツ管理を変革し、デジタルマーケティングに影響を与えるという、素晴らしい段階にあります。

二年半前にAdobeは、当時CQ5と呼ばれていたWebコンテンツ管理システムを、自社サイトadobe.comに実装すると決定したのですが、そればかりか、製品を高く評価したので、CQの開発元だったスイスの小さな会社、Day Softwareそのものを買収しました。

今や、Adobe Marketing Cloudのコンテンツ基盤であるAdobe Experience Managerの中核技術となったCQ5は、かつてない高みへと達しました。米調査会社のフォレスターリサーチ社が発表したレポート「The Forrester Wave™: Web Content Management For Digital Customer Experience, Q2 2013」の中でのAdobe CQへの評価は、まさにその価値を証明しています。

これは大きなマイルストーンです。私自身、Adobeのチームを誇りに思いますし、製品やAdobeの人材を信頼して下さっている私たちのお客様やパートナーコミュニティにとっても、喜ばしいことでしょう。

このレポートの著者であるStephen PowersとDavid Aponovichの言葉から、特にふたつを取り上げてみます。彼らは戦略と実行について、私たちがここ数年、いかに取り組んできたかを述べています。それはモバイルやソーシャル、クラウドといったことではありません。語られているのは、それらが最終的に意味するものです。

そのふたつは何かと言うと、「ニーズ」と「イマジネーション」です。

ニーズ:デジタルマーケティングの定義は素早く進化しており、要求も高まるばかりです。ブランド認知や顧客との関わりは、ますますオンラインへと移っています。組織に所属する人は今や、誰もがデジタルマーケターと言える存在であり、Webコンテンツを管理することは、企業の姿そのものを描くことと同義です。

組織は生き延びるため、存在感を高めなければなりません。

2012年の推定によると、インターネット上では1.8ゼタバイトのコンテンツが生成されたそうです。アメリカ議会図書館に収められたデジタルアセット全体の、実に700万倍以上にも相当します。消費者はそれほど多くのコンテンツやデータを望んでいるのはなく、データとして表現される彼らのニーズに合った、より適切なコンテンツを求めています。オンラインがありふれたものとなり、注目を集めるのも難しくなっています。ますます混沌としたデジタルの世界で需要を喚起するようなブランド力を発揮するには、顧客の注目を引き、常に適切に訴求できるwebエクスペリエンス管理ソリューションが欠かせません。

このニーズこそ、私たちが注力していることです。私たちはAdobe Experience Managerを、マーケターにとって使いやすいものにしつつ、最も強力な機能を実装してきました。私たちがもともとオープンソース化してきた基盤との容易な統合を維持しつつ、モバイル、ソーシャル、ビデオといったイノベーションを素早く展開し、組織の求める市場展開スピードに対応しています。

イマジネーション:イマジネーションとは効果的なものです。ドクター スースの言葉、「何者なのかではなく、何になれるかが大事だ」を思い出します。Webコンテンツ管理ソフトウェアは、イマジネーションを膨らませるもので、制約するものではありません。私たちはそんなソフトウェアを目指しています。テクノロジーは、マーケターや組織の率直なイマジネーションの表出を助け、もっとも伝えたい想いを相手に伝わるようにするべき存在です。

デジタルマーケティングとテクノロジーは、かつてないほどすばやく進化を続けています。今、モバイル、ソーシャル、ビデオは、マーケターにとって重要なチャネルとなっています。

これこそ、レスポンシブデザイン、リッチなソーシャルコミュニティ機能、従来のAdobe Scene7によるビデオ機能といったイノベーションを、Adobe Experience Managerの最新リリースで盛り込んだ理由です。とは言え、私たちがまだ夢だと思っている他の手段が、将来には顧客接点になっているかもしれません。

デジタル世界の変革に応じて、アドビのチームは常に、みなさんやパートナーのニーズに注目し、テクノロジーを産み出していくことで、イマジネーションの創出を支援していきます。

みなさんにはぜひ、フォレスター社のレポートをご覧いただき、私たちが何をお届けできるかをお分かりいただければと思います。また、詳細なプレスリリースも配信しています。

最後にひとこと、ありがとうございます。

By Loni Stark

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