Museで縦書き機能、はじめました
HTMLやJavaScriptなど、コード入力不要、IllustratorやInDesignの操作感で、Webページをデザインするツールです。他のデザインツール同様に、バージョンもCCとなり、正式名称「Adobe Muse CC」となりました。
今回メジャーバージョンアップして様々な新機能を追加しました。特に日本人!?の皆さんに知っていただきたい機能があります。
それが「縦書き」の機能です。
和のテイストを出す場合、縦書きでの表現をグラフィックデザイン上ではよく行いますよね。
Webページでも縦書きの表示をすることはできますが、主に「画像」にして配置しているサイトが多いです。
テキスト情報なのに、なぜ画像にするかというと、残念ながら正確に表示できないブラウザもあって、安定して表示させるのを優先するのであれば、画像が一番という選択です。
でも画像にしてしまうと、検索など、テキストの特性を生かすことができないという弱点もあります…
今回搭載したMuseの縦書き機能ですが、画像にしません。テキスト情報を持った「縦書き」を様々なブラウザの上で表示できる機能です。必要な表示情報を、皆さんに代わり書き足してくれます。
Museの縦書き機能は、株式会社CMONOSさんが開発した「竹取JS」を採用しております。
竹取JSに関してはこちら
http://taketori.org/js.html
Museでは竹取JSを実装することで、ユーザは縦書きなど、ブラウザのサポートを意識することなく、作りたいデザインだけを考えることができます。コード入力不要で、サイトを作成できるという基本コンセプトを、日本語ならではの美しい縦書きでも実現してくれます。
そんなMuse CCを今夜(28日)放送のDesign Magazine Channelで特集します。