Adobe Creative Cloudのメジャーアップデートを提供開始
今回、Adobe Creative Cloudデスクトップアプリケーションの最新ファミリーと、5月のAdobe MAXで発表した強力なパブリッシング/コラボレーション機能の多くが提供開始となりました。今回のアップデートの主な内容を以下にご紹介します。
- Photoshop CC、Illustrator CC、InDesign CC、Adobe Muse CC、Dreamweaver CC、Edge Animate CC、Adobe Premiere Pro CC、After Effects CCなど、主要なデスクトップアプリケーションの最新版が、数百種類もの新機能を追加して新登場。Creative Cloudのメンバーシップには、30種類以上のツールとサービスが含まれており、紙媒体、Web、モバイルアプリケーション、ビデオ、写真などで、プロフェッショナルレベルのコンテンツの制作・提供が可能となります。
- Creative Cloudの多様な機能をデスクトップで一元管理。最新のデスクトップ向けCreative Cloudアプリケーションを使用することで、クリエイティブの世界全体を、同期・整理された状態に維持できます。また、最新の製品アップデートをダウンロード・管理し、Behance上の作品やフォロワーの最新フィードなどの様々な機能を、デスクトップ上で行えます。
- アプリケーションの環境設定を同期。MacでもWindowsでも、その両方を使用する場合でも、お好みの設定やプリセット、ブラシ、ライブラリなど、ワークスペースの設定を同期できます。新しいコンピュータにアプリケーションをインストールする際の、面倒な作業のイライラとは、もうお別れです。ログインして、同期すれば、作業に戻ることができます。
- 世界を代表するクリエイティブコミュニティBehanceとの連携。Creative Cloudメンバーは、自らのポートフォリオをパブリッシュし、世界中のクリエイターをフォローし、多種多様なCCアプリケーションから進行中の作品(Work In Progress)を公開し、140万人以上のクリエイターによる、世界規模のコミュニティからフィードバックを求めることができます。そして、BehanceのiOS向けモバイルアプリケーションを使用することで、世界最高のクリエイティブ作品とつながり続けることができます。
- Creative Cloudメンバー向けのBehance Prosite。カスタマイズ可能な、プロフェッショナル品質のダイナミックなWebサイトをわずか数分間で制作し、作品を公開することで、自らのブランドを構築できます。
- 新登場のAdobe Kuler iPhoneアプリケーションを使用することで、カラーテーマの共有や、KulerのWebサイト上に公開されている数千種類ものカラーテーマを検索することができます。お気に入りのテーマをIllustrator CCと同期して利用することができます。Illustrator以外のCCアプリケーションでのカラーテーマの同期についても、年内にはサポートを開始する予定です。
- Digital Publishing Suite, Single Editionの最新版では、InDesign CCが拡張されており、コードを記述することなく、iPadのアプリケーションを作成できます。
- Creative Cloud トレーニングには200以上のチュートリアルが新たに追加されており、お客様はすぐに作業を開始できます。そして、完全一新版のCreative Voicesビデオにより、世界最高峰の創造力の生き生きとした姿を垣間見ることができます。日本語版のチュートリアルも順次追加していきます。
Creative CloudのWebサイト上では、刷新したダウンロードセンターが用意されており、Creative Cloudのメンバーであれば、このアプリケーションセンターを通じ、新登場のアプリケーションやサービスのすべてを本日より利用できます。企業や教育機関のお客様には、6月22日にすべてをご用意できる予定です。官公庁のお客様には、7月にアップデートをご覧いただける予定です。企業向けCreative Cloudについての詳細は、こちらをご覧ください。
今後の更新予定について
Creative Cloudにご加入いただくことのメリットの1つとして、アップデートや新機能を、準備でき次第すぐにご利用いただける点が挙げられます。当社はすでに、次のアップデートを準備しており、以下の新機能は、準備が整い次第すぐにご利用いただけます。
- ファイルのバージョン管理機能やプライベートフォルダの共有機能とデスクトップ上のファイルの同期。お客様は引き続き、ブラウザからファイルをアップロード・共有することができ、デスクトップ機能をはじめ、様々な機能を近日中にご利用いただけます。プライベートフォルダを使用することで、お気に入りのファイルだけをクラウド内で共有することができ、バージョン管理機能によって、すべてのレイヤーを維持し、過去のバージョンを保存することが可能です。各バージョンへのコメントや、共有フォルダの参加の招待は、Creative Cloudデスクトップアプリケーションでのアクティビティストリームに表示されます。
- Typekitフォントをデスクトップから利用。増加の一途をたどるAdobe Typekitライブラリで、最高のフォントを素早く見つけ出し、使用中のコンピュータに同期して、あらゆるデスクトップアプリケーションで、直ちに利用することが可能です。Creative Cloudの有償メンバーには、700以上のフォントが用意されることになり、これらはワンクリックでインストール可能です。
- MAXカンファレンスで当社がデモを行った、Photoshopの魅力的な新機能を利用すれば、ドキュメントのレイヤーから、Web向けに画像資産のサイズ変更、切り取り、作成を自動的に行うことができます。これによって、静的なビジュアルデザインから脱却し、HTML5とCSSを使用したレスポンシブなレイアウトへと移行することが、大幅に簡単になります。
- iOS向けのCreative Cloudアプリケーションを使用することで、クリエイティブな世界全体を、外出時でも同期・整理することができます。
これらの新たなアプリケーションやサービスを通じ、皆様が作り出す作品を見られる日を、今から待ち遠しく思います。ご質問等ございましたら、当社フォーラム内でコミュニケーションを継続しておりますので、ご投稿いただけますと幸いです。Creative Cloudのメンバーでない方には、最新のCCアプリケーションのすべてについて、有償メンバーシップにご加入いただくことも、30日間の無償メンバーシップを開始いただくことも、これまで以上に簡単に行えるようになっています。
それでは、お楽しみください!
Creative Cloudチーム