最新Adobe Socialついに登場 (その1)

ソーシャルメディアといえば、とりあえずソーシャルリスニング、ソーシャル分析から。あるいは企業ページを作って、企業メッセージや商品告知を発信し、ファンを増やそう。そうした取り組みがよく見られました。

その段階から一歩踏み出し、ソーシャルメディアをマーケティング戦略に組み入れ、いかにブランド力強化や収益力に貢献させたらよいだろうか、と模索されている企業も、増えてきているかと思います。

ソーシャルメディアマーケティングへ戦略的に取り組もうとするとき、課題となってくるのは、運用の効率化、チームワークの支援や部門間の連携、コンテンツの最適化、マーケティング活動評価、そして活動全体のガバナンス、ではないでしょうか。
そうした企業のために、アドビはソーシャルメディアマーケティングを推進するソリューションの強化に注力しています。

今回ご紹介するのは、いよいよリリースされる新バージョン、Adobe Social 3.0の魅力をお伝えするシリーズです。このブログポストは、Product Marketing Managerのローレンス マック(Lawrence Mak)がお伝えした内容を翻訳でお届けします。

※以下はUS Digital Marketing Blog「The New Adobe Social: Platform Enhancements – Part 1」の翻訳です。

今こそ、Adobe Socialにとってエキサイティングな時です。新たなAdobe Socialがいよいよ登場します!

多くの方が、今年3月のアナウンス以来、詳細を待っていたことてしょう。
そこでこれから数週間、ブログポストを通じて新しい機能についてご紹介していきましょう。
また、Twitterで@AdobeMktgCloudjをフォローし(訳注:こちらは日本のAdobe Marketing Cloudアカウントです)、また友人とシェアしてもらえると嬉しいです。

新しいUI

まず始めに、膨大なプラットフォーム部分の拡張からご紹介しましょう。ログインする時にすぐ目にする部分、新しいユーザーインターフェイスです。

Social Buzzレポート

クリック数が少なくて済むようデザインされていますので、アクションしやすく、対話性と見つけやすさを向上し、分析の経験が無い人でもデータを活用できます。つまり、これまでの難解な数字の海原から、旅経つことができるのです。
この新しいSocial Buzzレポートは好例で、ソーシャル上で交わされている、ブランドに関する会話をすばやく把握する、最も影響力のある会話を見つける、顧客の疑問に答える、といったことを、ダッシュボードからまとめて対応できます。

データが大好きな方も、気にしなくて大丈夫です。トレンドレポートやランキングを見るレポートなどは、詳細へとドリルダウンすることができます。
また、重要な投稿コンテンツがソーシャル上でどのような影響を及ぼしているか、そしてサイト内のトラフィックやコンバージョンといった行動にどのように寄与しているかを、指標の変更、分類などによって分析することができます。

すぐに使える、投稿とモデレーション

モバイルからのアクセス機能は、質問の多かった機能でした。気になっていたこの機能がついに、Adobe Social 3.0で利用できるようになります。私はiPadを片手にこの何か月か、カンファレンスの会場でツイートしたり、反応をモニタリングしたり、より多くのフォロアーの注目を引こうとしたりしていました(@lawrencekmakを見ると判ります)。タッチ操作に最適化された新しいAdobe Socialの機能は、iOSとAndroidのブラウザーから利用できます。

#IRCE2013でのJeni’s Ice Creamsのステージ

ネイティブのTwitterアプリなら既にありますし、すごいモバイル機能が出ていることを、業界内の友達が教えてくれたりもします。が、私たちのツールがすごくて気に入っていることがあるのです。
例えば、#IRCE2013イベントですごい話をしてくれたソーシャル使い手の @jenisicecreams の写真をiPadで撮影して、それをすぐにツイートしました。その同じコンテンツを、Facebook、Google+、LinkedInにもすぐに配信できました。
その結果、拡散していく様子をタップするだけで見ることができます。さらに、すべてはキャンペーンとしてトラッキングされているので、会話とキャンペーン成果を結び付けて把握できるのです。

ソーシャルなコラボレーションをクラウドで

次に私を喜ばせてくれたのは、新しいAdobe Marketing Cloudのコラボレーション層との統合です。

Adobe Socialのレポートにコメントし、チームメンバーに共有

レポートを見たら次に私がしなければならないのは、上司へFacebookキャンペーンのレポートを提出することです。

私はシェアボタンをクリックし、注目すべき箇所にマルを付け、それについてのコメントを入れて、シェアをクリックすれば、さあできあがり。
このグラフが彼女のMarketing Cloudフィードにも現れるので、クリックすればすぐにAdobe Socialのレポートを見て、自分で数字を確認することができます。
電子メールなんてもういりません。

さて、幾つかご紹介しました。新しいAdobe Socialは、デスクトップ、スマートフォン、タブレットで使えるようになります。楽しみにしていてください。

Lawrence Mak