Adobe Analyticsの歩き方 – 迷子にならないための、変更点まとめ

本日(2013年7月19日)よりSiteCatalystが Adobe Analytics となり、新しいユーザーインターフェイスへと変更になりました。(新しいUI、SiteCatalystからAdobe Analyticsへ

色々と便利に変更された反面、場所が変更になってしまったことでいくつか迷子になってしまう機能などもありますので、ご紹介をさせて頂きます。

Q1:SiteCatalystやDiscoverはどこにいったのでしょうか?

本日よりSiteCatalystは「Reports&Analytics」、Discoverは「Ad Hoc Analysis」という名前に変わりました。ヘッダーの左上のメニューより選択して頂けます。

Q2:「お気に入り」はどこから行けば良いのでしょうか?

今まで「お気に入り」と「ダッシュボード」などは、左側のメニューの上部と、ヘッダーのメニューより辿ることができました。

新しいUIでは、メニューの横にある星のマークをクリックして頂くと、「お気に入り」や「ダッシュボード」、「アラート」といったメニューを表示することができるようになっています。

Q3:管理画面に行けないのですが?

管理画面は2つの方法で遷移が可能です。ヘッダーの左上をクリックしてメニューを表示し、「Report&Analytics>管理ツール」 という方法で遷移することができます。

また、上記でご紹介した星のマークの表示をクリックした際に表示されるメニューからも、「管理ツール」にアクセスすることが可能です。

Q4:SAINTのメニューはどこにいったのでしょうか?

SAINTは名称が変わり、「分類インポーター(Classification Importer)」「分類ルールビルダー(Classification Rule Builder)」という名称に変更となりました。「管理ツール」を表示して頂き、表示されるメニューよりご選択ください。

Q5:レポートタイトルの横の3本線はなんですか?

レポートタイトルを強調するためのアイコンではなく、ここをクリックすることで左側のメニューを折りたたむことができるようになりました。これにより、レポート表示エリアをより広くご利用頂けます。

Q6:ヘルプはどこに消えたんですか?

ヘルプの場所はヘッダーの右側に引越ししました。右側の「ヘルプ」をクリックし、「ヘルプホーム」より遷移してください。

Q7:英語版のヘルプの技術情報は無くなってしまったの?

英語版のヘルプは今回のUI変更に伴い、大幅に刷新されることになりました。TOPページに表示される一覧の 「Implementation」という項目より辿って頂けます。

また、画面上部に表示されているブレッドクラムのメニューをクリックして頂くと、他のメニューに遷移をして頂けます。そこからも選択が可能です。

このUI変更で、PCのブラウザーだけでなく、タブレットからのタッチ操作でも作業しやすくなりました。
それでは新しくなったAdobe Analyticsでどんどん分析をしていってください!

筆者:安西 敬介 アドビ システムズ株式会社 コンサルティング部 シニアコンサルタント
2001年に国内大手航空会社のシステム子会社に入社後、システムエンジニアとして予解約システムの開発、予約フロー設計に携わったのち、コンテンツディレクターとしてサイトリニューアルなどを手掛けた。その後は、同社内のマーケティング戦略立案支援やウェブ解析の導入や活用促進に携わった。オムニチュアへは2008年に入社。エンドユーザーとしての経験を活かし、現在は企業のオンラインマーケティングを成功に導くためのコンサルティング業務を担当している。2009年アドビシステムズによる買収にともない現職。また、業界専門媒体などで積極的に執筆活動も展開している。Twitter:@ank