新しいUI、SiteCatalystからAdobe Analyticsへ

以前このブログでもご紹介しましたように、アドビはAdobe Marketing Cloudとして、旧来の個別製品から、みなさんにとってより判りやすく馴染み易い、5つのソリューションへの変革を進めています。また6月に開催したAdobe Digital Marketing Forum 2013では、デモを交えてより詳しくご紹介することができました。

さていよいよ、実際の製品の変化として、ユーザーのみなさんにご体感いただく時がきました。新しいユーザーインターフェイスが登場し、これまで親しまれてきた製品名も、個別製品のSiteCatalystはAdobe Analyticsの一部へと変革を遂げます。
日本においても既存のお客様にはご案内しておりますが、このブログではさらに多くのみなさんに、この新しいUIについてご紹介します。

※以下はUS Digital Marketing Blog「Sneak Peek at SiteCatalyst’s UI Update」の翻訳です。

7月18日(日本時間7月19日)に、SiteCatalystのユーザーインターフェイスが更新され、新しいMarketing Cloud UIと同等なものになります。

Adobe Summit(訳注:USで3月に開催、UKで4月に開催。日本は6月のAdobe Digital Marketing Forumに相当)に参加された方なら、メインステージデモで新しいデザインをご覧になったことでしょう。また、SiteCatalyst管理者なら、告知メールを受け取っているかもしれません。現実的には、イベントには出席できず、アドビからのメールも見ていない、という方もいらっしゃることでしょう。
今回のアップデートで何が変わるかをご存じでないSiteCatalystユーザーにとっては、SiteCatalystへログインしたときに驚くかもしれません。

驚きは常に楽しいものとは限りませんし、変化というものも、大小問わず、不安につながりかねません。これは、ニューヨークの顧客へ私が最近訪問したときの出来事です。ついでの話として、私はSiteCatalystのインターフェースが7月に更新される予定だということを伝えました。すると相手は、顔から血の気が引いていき、うろたえたような声になったため、私はベータ環境の新しいUIを彼に見せました。そうすることで、この変更がマイナーなものだと判り、彼の当初の懸念は解消されました。
そこで私は、どのような変更なのかを短いビデオ(5分17秒)を使ってお伝えするのが、すべてのみなさんのお役にたつだろうと考えました。

変更のポイント

まとめますと、従来のSiteCatalystから新しいUIへの主な変更点は次の通りです。

スムーズな移行のために

みなさんは新しいUIについて、はたして馴染めるだろうか、移行するのを遅らせようか、とためらわれたかもしれません。

実はv14利用者でない限り、すべてのSiteCatalyst v15ユーザーは、新しいUIのリリースに伴って、自動的にこれを利用いただくことになります。このUIの拡張は、バージョンの違いを気にすることなく、なるべく自然な形で移行ができるよう、マイナーな変更になるように配慮されています。

私たちは、新しいUIがみなさんの従来のSiteCatalystの使い方を妨げることなく、新しいデザインへとすぐに馴染めることと考えています(私もそうでした)。

RGB 112.161.0よ、安らかに眠れ。長い間お疲れ様。

Brent Dykes