スクウェア・エニックスのソーシャルゲーム「スクエニ レジェンドワールド」の制作にアドビのWeb開発ツールを採用
アドビ システムズ 株式会社(本社:東京品川区、代表取締役社長:クレイグ ティーゲル、以下 アドビ)は、株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐、以下スクウェア・エニックス)が、アドビのWeb開発ツールを用いてブラウザ向けのソーシャルゲーム「スクエニ レジェンドワールド」を制作したことを発表しました。
スクエニ レジェンドワールドは、リッチな3D表現をブラウザ内のソーシャルゲームに採用したFlash®コンテンツです。本コンテンツでは、アドビのWeb開発ツールを使用することで、従来のコンソールゲーム開発の資産と、Webで培われたFlash制作環境や経験を効果的に統合し、高い品質の表現をソーシャルゲームの一部として運用できる体制を構築しました。
スクエニ メンバーズのファンからの、本格的なゲームコンテンツを求める声に応える形で制作された本コンテンツでは、スクエニ メンバーズのサービスの一つであるアバターを使って3Dの臨場感あふれるバトルを楽しむことができます。
「スクエニ レジェンドワールド」
©2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
スクエニ レジェンドワールドの3Dバトルモード。コンソール並みのリアルなバトルが楽しめる
自分のアバターに好きな衣装や武器を装備してみんなでバトルに参加しよう!
ファイナルファンタジーXIとのコラボ企画も開催
・実行環境にAdobe® Flash Playerを採用‐最も幅広いPCブラウザで3Dを実現するアドビのFlash Playerを採用することで、ゲーム利用者の約8割が3Dバトルを体験できる環境を提供。さらに、低スペックのPCでも遊べる2Dのバトルモードも用意。
・Adobe Scoutを用いた最適化‐Flash Player 11から新たに搭載されたStage3DではPS2やWiiレベルの高度な表現が再現可能ですが、単純な品質追求は操作性の悪化につながりかねないため、Scoutを使用し非常に細かい情報を取得することでパフォーマンスを最適化
・自動化ツールの開発‐Adobe AIRアプリとして開発された、Flash用にデータを調整できるツール群によってゲーム開発プロセスを改善し、高い生産性を実現
Adobe Scoutを使えばボトルネックが一目で分かる
後から追加が決まった2Dのバトルモード。ActionScriptは複雑な開発要件にも対応できる言語
コードを書かずにモンスターやアバターのアクションを設定できるツール。AIRアプリとして開発された
今後の展望として、将来的にはモバイル展開も視野に入れています。通勤電車の中で自分のキャラを強くして、あとで、PC環境で友達のキャラといっしょに本格的なバトルを楽しむといったソーシャルゲームならではの常に触れてもらえる環境を提供することを目指しています。
詳細は、アドビのレスポンシブ Web デザインから SNS 連携キャンペーンまで、HTML5 や Flash を活用した様々な事例を紹介するサイト、Adobe HTML & Flash Galleryをご覧ください。
http://gallery.adobe-web.jp/web/legendworld/