Adobe Premiere Pro CC、10月メジャーアップデート!
このたび、Adobe Premiere Pro CCのメジャーアップデートが10月に予定されていることが発表になりました。もちろん、Creative Cloud加入ユーザーの方は公開後いつでもアップデートしてご利用いただけます。
今週開催されているIBC 2013の弊社ブースでデモを実施するほか、英語版Adobe TVでも新機能をご紹介しています。まずは、こちらのビデオから。
4Kも含んだ以下のフォーマットへ新たにネイティブ対応となります。
・Cinema DNG (GPUによるデベイヤー高速処理も対応)
・ソニーRAW
・Phantom Cine
・キヤノン1DC MJPG QuickTime再生強化
・XAVC Long GOP (XAVC/S)
・AVC-Ultra Long GOP
・64-bit ProResデコード (Mac OS X 10.8移行)
・RED 6K (Dragonセンサー対応)
これらのネイティブ編集対応に加え、XAVCとAVCi200でのエクスポートが可能となります。
さらに、今回のアップデートではご要望の多かったシーケンス設定の変更が可能になり、4K編集でも求められるプロキシー⇒高解像度メディアへのワークフローも容易になります。
続いては、カラーグレーディングツールAdobe SpeedGrade CCとの連携強化です。
SpeedGrade CCに、Adobe Mercury Playback Engineが搭載され、再生パフォーマンスが向上するだけでなく、Adobe Premiere Pro CCのシーケンスをマルチトラック構造を保ったまま直接開けるようになりました!
さらに、新機能「Direct Link」を使えば、Adobe Premiere Pro CCとAdobe SpeedGrade CCをシームレスに切り替え、編集とカラーグレーディングを効率よく進めることができます。
そしてPremiere Pro CCの開発で常に重要視している基本的な編集機能の強化です。
シーケンスのタイムコードやクリップ名などのメタデータを、カスタマイズ可能な形でオーバーレイ表示できるようになったほか、カメラ台数が多い場合のマルチカメラ編集をより分かりやすくするための機能などマルチカメラ編集機能も強化されています。