クリエイターも使わないともったいない、Acrobat Pro 7つのポイント!
すべての Creative Cloud 通常版メンバーが利用できる Acrobat Pro。印刷のためにアウトプットするだけでなく、クリエイティブワークフローの中で発生する様々なドキュメントのハンドリングで利用するととっても便利です。Web、ビデオ、フォト、デザイン、すべてのクリエイターに便利な7つのポイントをご紹介します!
★本トピックは 12/19 放送の Creative Cloud 道場 on USTREAM の動画コンテンツのダイジェストです。
## PDF から PowerPoint に。えっ、逆もできるの?!PDF の企画書や仕様書、カンプ、絵コンテなどから、文字や画像、表などを素材として取り出したい、ということがあります。 Acrobat XI Pro なら、PDF を Word、Excel そして PowerPoint のドキュメントに変換することができます。変換された Office ドキュメントを、それぞれのアプリで開けば、配置された文字や図、表がカンタンに取り出せ、自由に再利用することができます。
## 紙の情報も再利用可能紙をスキャンして作成した PDF の中身は、いわゆるイメージデータです。カタログであれ企画書であれ、その中のある部分を利用することは困難だったり手間がかかります。 Acrobat XI Pro の、スキャンされた PDF を最適化、という機能を使うと、スキャン画像を解析し構成する要素をパーツ化、ゆがみなどを補正、そして文字認識などを行い、ライブな PDF データに変換してくれます。最適化後は、配置された文字や図を取り出して、再利用することが可能になります。
## 複数の資料をすばやく一つの PDF にまとめるクリエイティブワークフローでは、複数のさまざまな形式のドキュメントや画像のファイルが行き交います。もしこれを、必要なページのみ任意の順番で一つの PDF としてまとめられれば、とても効率的です。ページサムネールパネルを使うと、直感的な操作で複数のドキュメント、素材を整理することができます。ドラッグ & ドロップで取り込み、ページの順番を変える作業は、ちょうどバインダーに紙の資料を整理して収めていく感覚に似ています。また、必要なページだけを抽出して PDF するのもとてもかんたんです。
## ラストミニッツで、PDF 内のテキストと画像を編集PDF で「固めた」指示書、仕様書、カンプ、絵コンテなどに修正が発生した場合、元のツールまで遡って修正、再度 PDF 化していませんか?実は、PDF は固まってるわけではなく、ちょっとした修正であれば Acrobat XI Pro で開き、文字ブロック、図、画像をダイレクトに選択して編集することができます。また、レイアウトも編集可能です。
## 大きなサイズの PDF を送る方法PDF をメールに添付して送りたいがサイズが大きい、さぁどうしていますか? もちろん Creative Cloud のストレージと共有機能をご利用頂いてもいいのですが…大きなサイズの PDF を、例えばメール等でやり取りするには、大きく二つの方法があります。一つ目は、解像度を調整して最適化し軽量化をはかる方法。そして意外と知られていないもう一つの方法が、分割です。ファイルサイズの上限を指定して、品質を落とさず、ページ単位で複数の PDF に自動的に分割することができます。
## PDF 上でコミュニケーションクリエイティブワークフローの中で、クリエイターに対して指示を行う、あるいはカンプに対してフィードバックをもらう、といったことが頻繁に発生します。PDF に直接注釈、文字挿入、取消線、レビュー終了といった情報を載せてやりとりすることができます。「注釈機能はもちろん知ってるけど、相手が Acrobat Pro 持ってないし」という方が意外とたくさんいらっしゃいます。実は、相手が Acrobat Pro ユーザーでなくても、大丈夫 – 無償の Acrobat Reader で PDF 注釈機能は利用できるのです!
## さらに効率をあげる奥の手!複数の PDF に対して、例えば「スキャンした PDF の最適化」「透かしを入れる」といった際、同じ作業を繰り返し繰り返し行うことになります。Acrobat XI Professional には、Photoshop 等と同様にアクション機能があります。アクションウイザードを使えば、例えば任意のフォルダ内のすべての PDF に同じ処理を施す、といった強力なバッチ処理を行うことができます。
このトピックを、Acrobat のエバンジェリストがご紹介する動画コンテンツが、こちらでご覧頂けます。是非チェックしてみてください!