アドビ、「ペットと写真」に関する意識調査を実施
『自分のペットは人に見せたい!でも、人のペットは見たくない!?』
ペットを飼っている人の写真撮影時の悩みや現状が浮き彫りに。撮ったペット写真は、スマホ、携帯電話、タブレットで見せているという結果に!
写真編集ソフトの「Adobe Photoshop Elements」を提供しているアドビは、2月22日の『猫の日』にちなみ、ペット(犬、猫)を飼っている20代から60代以上の男女1,040名を対象に、「ペットと写真」に関する意識調査を実施しました。
「ペットと写真に関する意識調査」主な結果
1.ペットを撮影する目的の1位は「友人に見せるため」(約3割)、2位「年賀状/ポストカードを作るため」(約2割)
2.撮影したペットの写真を何らかの方法で「見せる人」は全体の7割強を占め、その半数以上はスマホ、携帯電話、タブレットで見せている。
3.一方で、全体の約3割が“友人のペット写真”を「見たい」と回答するものの、50代以上の男性の約6割は「見たくない」と回答するなど世代によるギャップが浮き彫りに。
4.全体の約9割の方が撮影に困っていると回答し、その理由は「シャッターチャンスを逃してしまう」(約7割)、「カメラ目線にならない」(約6割)など、なかなか満足のいく写真が撮れていない。
<Photoshop Elements製品担当者からのコメント>
今回の調査からペットの写真は各世代を通じて、スマホやタブレットなどのデバイスで見せていることがあらためて浮き彫りになり、「ペットの写真撮影」がますます身近なものになったと考えられます。“かわいい我が子”の写真をより多く、より手軽に残せるようになったことは、飼い主にとってうれしい環境である反面、実は“よその子”にはあまり興味を示していないことも今回の調査で明らかになりました。特に50代以上の男性はその傾向が顕著で、約4割の50代以上男性が「スマホや携帯電話、タブレット端末などで見せている」としながらも、約6割の方が友人や知人のペットを「見たくない」と回答しています。まさに、“我が子が一番”という傾向が強く表れているのかもしれません。
また一方で、ペットの写真撮影にはあまり満足していないようで、全体の約9割の方が何らか「撮影に困っている」としています。ペットの機敏な動きに“我が子”のとびきりのショットを撮影することは難しいですが、“写真の真ん中にいない”、“ちょっとブレてしまっている”などの写真でも、せっかく撮った写真をうまく使い、ちょっと加工してアレンジすることで、キレイなポストカードや年賀状にしてみるなどはいかがでしょうか?
キレイにレイアウトされた“写真”であれば、より満足できますし、何より友人に見せても“すごいね!”と喜ばれるかもしれません。
■調査の詳細
1.目的なしのペット撮影!犬派・猫派ともに、目的意識なく写真を撮る人が半数以上。
ペットの種類にかかわらず、全体を通して、「特に目的はなく」ペット撮影している人が1,040人中494人と半数近い結果となりました。
(Q: これまでにペットの写真は、何のために撮影しましたか?)についての詳細
撮影目的がある場合、全体を通して「友人に見せるため」が最も多く、猫派では、「友人に見せる」目的で撮影する人が犬派の27.3%に対し、30.8%となりました。また、猫派20代女性に関しては、約半数が友人に見せるために撮影しています。猫好きな人は友人のペット写真閲覧意向が高めであることとも関連していると思われます。
次に多かった目的が、「年賀状/ポストカードを作るため」でした。「年賀状/ポストカードを作るため」の撮影に関しては、猫派の15.2%に対し、犬派は22.5%と年賀状/ポストカード作成率が高いことがわかります。
撮影目的を男女世代別で見てみると、犬派20代~30代の男女においてSNS公開が平均25%と目立ち、特に犬派の女性20代では36.5%、猫派の男性30代で44.2%と半数近くに上り、その傾向が顕著に見られました。SNS公開の中でも、男女世代別で写真を公開するツールにばらつきがあり、20-30代男性はTwitter、20-30代女性はFacebook、40代女性はブログという結果となっています。
2.撮影したペットの写真を公開する人、約75%!公開方法の半数以上はスマホ、携帯電話、タブレットで。
撮影した写真をどうするか尋ねたところ、犬派・猫派とも、約75%の人がなんらかの方法でペットの写真を友人に見せていると答え、「友人・知人にペット写真は見せない」とした人は25%に留まりました。
性別で見ると、男性に比べ女性は、犬派19.6%、猫派18.1%と「友人・知人にペットの写真を見せない」人の割合は低く、女性の方がペット写真を人に見せることに積極的なことがわかりました。
しかしながら、「見せる」ことに積極的な男性もおり、犬派の男性20代に関しては、スマホ、携帯電話、タブレット、SNSでの公開に次いで、25%の人が実際に愛犬の写真をプリントして、人に見せています。プリントして見せているのは、犬派男性60代、猫派女性60代の28.8%、次に犬派男性20代という結果となり、自分のペットを他人に見せたい気持ちに積極的な様子がうかがえます。
友人・知人にペット写真を見せる際の方法としては、「スマホ、携帯電話、タブレット」がペットの種類を問わず半数を超え、突出していることが明らかとなりました。
この結果から、若い層でSNSでの公開が増えているものの、多くの人が撮影したペットの写真は携帯電話の中に保存したまま特に加工などせずにそのままの写真を友人に見せているという現状が浮き彫りとなりました。
3.友人のペット写真も「見たい!」は6割以上。ただ、50代以上の男性では6割近くが見たくない!
ペットを飼っている人に友人のペット写真を見たいかどうか聞いたところ、犬派・猫派ともに、友人のペット写真を「見たい」人は63.8%という結果となりました。男女別では、女性の方が見たい気持ちが強く、73.1%の女性が「見たい」と回答しているのに対し、男性は54.2%と約半数に留まっています。女性20代のみでは、犬派・猫派ともに、見たい傾向がとても強く、85.6%が友人のペットを見たいと回答し、前述の女性の方がペット写真を人に見せることに積極的であるという結果と関連していることがわかります。
逆に犬派・猫派とも友人のペット写真を「見たくない」人は36.2%ですが、年代が上がるにつれて、見たい気持ちは低くなる傾向にあります。特に50代以上の男性に限定すると見たくない傾向が顕著で、58.2%が見たくないと答え、60代男性に限ると「見たくない」人は、猫派で69.2%と7割近くが、犬派でも59.6%と他の世代に比べ、だいぶ突出しています。
(Q: 友人・知人のペットの写真を見たいですか?)についての詳細
4.ペットを飼っている人、ほぼ9割が撮影時に困っている!困った経験のない人は約1割にとどまるという結果に。
犬と猫を飼っている人に、ペット写真を撮るときに「困った経験があるか」を尋ねたところ、なんらかの理由により「困ったことがある」と回答したのは全体の約90%という結果でした。具体的には、ペットという動く被写体に対して、犬派、猫派とも「シャッターチャンスを逃してしまう」の割合が一番多く、次いで、「カメラ目線にならない」、その次に「ピントが合わない」と、ペットが動くことで写真をうまく撮れずに困ったことがある人が多いことがわかりました。男女比では、特に女性においてその傾向が強く、犬派女性92.7%、猫派女性91.9%と世代を超えて、幅広い層の女性がペット写真の撮影で困った経験を持っていました。
(Q: ペットを撮影するのに困った経験はどのようなものですか?)についての詳細
[調査概要]
調査方法: インターネットリサーチ
調査地域: 47都道府県
調査対象: 20~69歳の男女でペットに犬、もしくは猫を飼っている人
サンプル数: 1,040(男女各520)
調査時期: 2014年1月20日(月)~1月21日(火)
(Q: これまでにペットの写真は、何のために撮影しましたか?)についての詳細
(Q: 撮影したペットの写真はどのような方法で友人・知人に見せますか?)についての詳細
(Q: 友人・知人のペットの写真を見たいですか?)についての詳細
(Q: ペットを撮影するのに困った経験はどのようなものですか?)についての詳細