Creative Cloud 2014年リリースが登場
私たちはこの2年間、Creative Cloudの4つの主要分野 – すなわちパフォーマンスの向上、ワークフローの効率化、最新のハードウェアや新たな標準規格のサポート、そして、アドビの「マジック」ともいうべき魔法のような新機能について、懸命な作業を行ってきました。これらは、皆様から強くリクエストをいただいている、アドビが特に注力すべき分野です。
現在Creative Suiteをご利用中で、Creative Cloudへの参加のタイミングをご検討されていた方々、いまさに今がそのタイミングです。 本日提供開始の最新版Creative Cloudには、独創的な新機能が満載です。場所を問わず、これまで以上に簡単に、そしてよりスピーディに作業を行うとともに、あなたのイマジネーションの中にある、最高のクリエイティブなアイデアのすべてを現実の形にすることができます。
Creative Cloudの新機能の、数々のアップデートの内容をご覧ください。
アドビのデスクトップアプリの主なアップデート内容
- Photoshop CC には、”動き”の感覚を作り出す、ぼかしギャラリーのモーションエフェクトが 加わっています。また、最近導入された遠近法ワープでは、周辺エリアに影響を及ぼすこと なく、画像の特定部分の遠近感を滑らかに調整できます。新機能の焦点領域では、浅い被写界深度のポートレート写真を際立たせることができ、最新の”コンテンツに応じる”機能はさらなる進化を遂げています。このほか、Lightroom(バージョン 5.5)と、最新の iPhone 版 Lightroom mobile アプリでも、 対応カメラ機種が拡充しています。
- Adobe Illustratorでは、ライブシェイプをはじめ、数多くの機能が強化されていますライブシェイプを使用することで、素早く、非破壊的な(元のデータを損な わない)方法で長方形を複雑なフォームへと変換することや、わずか数クリックの作業で元 の長方形に戻すことが可能です。
- InDesign CCを利用するエディトリアルデザイナーは今回のアップデートにより選択、ドラッグ、ドロップの簡単な作業を通じ、表の中の行と列をあちこちに移動できます。
- Adobe Muse CCのチームは Muse CC をネイティブの 64 ビットアプリケーションとして 再開発しました。HiDPI ディスプレイのサポートが加わったことで、画像やオブジ ェクト、テキストがより鮮明に表示されます。
- 映像制作アプリの新機能は、4 月の NAB Show で最初にプレビューが行われたもので、Live Text テンプレート、マスク&トラックのほか、Adobe Premiere Pro CC 内で Adobe After Effects CC の処理能力を活用する新たな連携機能が導入されています。この結果、より高品 質でスピーディかつ強力な製品となっています。
- Dreamweaver CC では、新機能のエレメントクイックビューを使用し、インタラクティブにマークアップを確認するこ とで、ページの HTML 構造を素早く操作、修正することができます。
このほか、様々な新要素が導入されておりますので、Adobe.comの製品ページで、詳細をご確認ください。
世界中でのモバイルデバイスの爆発的な増加に合わせ、Creative Cloudはモバイルアプリや新たなハードウェアとの連携にも対応しました。
新しいCreative Cloud Connectedモバイルアプリとハードウェア(アドビは新たにハードウェアも発売します!2014年6月現在では北米でのみの提供ですが、日本での発売は2014年内を予定しています)からなる全く新しいファミリーは、私たち全員がこの2年間を振り返り、「これは本当の意味で、私たちの作業の進め方を一変するものだ」と言える内容になっています。これらは、信じられないほど強力なアプリであり、デスクトップアプリの機能をモバイルでも活用するためのはじめの一歩です。そして、プロフェッショナルの皆様にとっても魅力的な製品である一方、誰にでも簡単にご利用いただけるものとなっています。以下のアプリはすべて無料ですので、今すぐApple App Storeからインストー ルしましょう。
- Adobe Sketch:フリーフォームによる描画を行うための、ソーシャルスケッチングiPadアプリです。
- Adobe Line:精密な描画とドラフト作成に対応した、世界初のiPadアプ リです。
- Adobe Photoshop Mix:従来デスクトップ版Photoshopのみで実現できた、強力でクリエイティブな画像編集ツールが、今回初めてiPadでも利用できるようになりました。今回のリリースでは最もよく利用される2つの機能、すなわち、精密な合成機能とマスキング機能を第一に導入しました。Photoshop Mixには、Uprightテクノロジー、コンテンツに応じた塗り、手ブレの軽減機能も採用されており、 Creative Cloudの連携機能を通じ、デスクトップ上のPhotoshop CCで作業の続きを行うことも可能です。
- iPhone版 Adobe Lightroom mobile – LightroomがiPhoneに対応しました。
Creative Cloudと連携するモバイルアプリは、同じく提供開始されたばかりの、新たなクリエイティブハードウェアを補完し、強化するものです。Adobe Ink(旧Project Mighty)は、Creative Cloudと連携する新登場のデジタルペンであり、スケッチ、写真、カラーな ど、クリエイティブアセットのすべてを、ペン先から利用できます。一方、Adobe Slide(旧Project Napoleon)は、精密なスケッチやラインを作成するための、新登場のデジタル定規です。
これらの最新ハードウェアでは「ペンと紙が持つ精密さ、表現力、直感性と、アドビのデジタル製品とCreative Cloudのすべてのメリットが一体化することで、デジタルクリエイティビティは、より発揮しやすくなると同時に、より自然な存在となります」。Adobe InkとAdobe Slideの登場により、クリエイティブワークフローの中で、モバイルが真のパートナーとなったこと を、お分かりいただけると思います。
Creative Cloudの各種サービスは、すべてモバイルと連携しているため、どこにいても作業を行うことが可能です。
私たちは皆、複数のデバイスで作業を行っています。作業は、デスクトップやラップトップに始まり、携帯電話やタブレットへと続きます。iOSデバイスとの連携に対応したことで、今後はCreative Cloudをどこにでも持ち出すことが可能です。あなたのクリエイティブ・アイデンティティは、もはやデスクトップに縛られたものではありません。最新のデスクトップアプリ、モバイルアプリ、クリエイティブ ハードウェアはすべて、Creative Cloudの各種サービスと緊密に連携しています。端的に言うと、フ ァイル、写真、カラー、コミュニティなど、クリエイティブの輪郭を構成するあらゆる要素を、ど こにいても利用し、管理できるようになりました。iPhone版とiPad版の新たなCreative Cloudアプリをインストールして、モバイルデバイスから思う存分ご活用ください。
フォトグラファー、エンタープライズ、教育機関向けの新たなプランを提供
- 写真愛好家、ハイアマチュア、プロの写真家など、すべてのフォトグラファーを対象に、月額980円の新プラン「Creative Cloudフォトグラフィプラン」の提供を開始しました。
- 教育機関のお客様向けには、教室や研究所向けにデバイス単位のライセンス制度を導入しており、2人以上のユーザーが1台の端末でCreative Cloudを利用することなども可能です。学生・教職員個人版は、Creative Cloudのコンプリートプランを、月額1,980円*でご利用いただけます。(*初年度のみ。2年目以降は2,980円)
- エンタープライズのお客様向けにはファイル保存機能とコラボレーション機能をCreative Cloudに追加したほか、導入オプションも拡充(記名ユーザー vs. 匿名ユーザー)しており、ユーザーと権限を管理するための新たなダッシュボードが導入されました。
上記以外にも、2014 年リリースの Creative Cloud には、様々な新機能が導入されております。すでにCreative Cloudにご加入いただいている方であれば、これらの機能はすべて、今すぐご利用いただけます。あるいは、 Creative Cloudへの移行をご検討中でしょうか。あなたが利用されている各種デスクトップアプリの最新版には、CS6以降、約 1,000 もの新機能/強化機能が加わっています。
Creative Cloudの導入は、間違いなく今が絶好のタイミングです。
Creative Cloudチーム