映像素材のオーディオトラック – Adobe Premiere Pro CC でのオーディオトラックの扱いについて
Premiere Proの初期状態では、HDVやAVCHDなどはステレオオーディオとして認識されてしまいますが、設定によりステレオではなく、モノラル2トラックとして扱うこともできます。
映像素材のオーディオトラックを複数のモノラルトラックとして読み込む
複数のモノラルオーディオトラックで構成された素材が多い場合は、環境設定で全てのオーディオトラックを、複数のモノラルオーディオトラックとして認識させることができます。
まず、Macなら「Premiere Pro」メニュー(Windowsは「編集」メニュー) → 環境設定 → オーディオ を選択します。
「デフォルトのオーディオトラック」の「ステレオメディア」で「モノラル」を選択します。
この設定により、ステレオオーディオトラックではなく、2つのモノラルオーディオトラックとしてクリップが読み込まれます。
すでに読み込まれた映像素材のオーディオトラックを変更する
ステレオオーディオトラックとして読み込まれた映像素材の設定を、プロジェクトパネルから変更することもできます。
まず、プロジェクトパネルでクリップを右クリックし、変更 → オーディオチャンネル を選択します。
「プリセット」で「モノラル」を選択します。
これで、ステレオオーディトラックの素材を、モノラルオーディオ2トラックへ変更することができました。素材が数多くある場合は、プロジェクトパネルで変更したいクリップを複数選択して、まとめて変更することもできます。