日本初となるAdobe Anywhereオフィシャル システム インテグレータとして、ビジュアル・グラフィックスを認定
アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐分利 ユージン 以下、 アドビ)は革新的な協調制作ソリューションであるAdobe Anywhere(http://www.adobe.com/jp/products/adobeanywhere.html)、国内初となるオフィシャル システム インテグレータとして、ビジュアル・グラフィックス株式会社(本社:渋谷区恵比寿、代表取締役社長:清原 康弘 以下、VGI)が認定されたことを発表いたしました。
Adobe Anywhereは、場所を問わず適切なチームを編成し、一般的なネットワーク環境で共有サーバー上の高解像度映像データに対して、プロキシファイルを生成することなしに、素材を活用、リアルタイムでの記録、編集、共有、最終仕上げまでの制作連携を実現します。
Adobe Anywhereのシステム構築はオフィシャル システム インテグレータからのみ提供されており、VGIはこの度、日本国内第一号として、また現時点では日本で唯一のAdobe Anywhereオフィシャル システム インテグレータとして、同ソリューションシステムの提供を開始します。
Adobe AnywhereプロダクトマネージャーのMichael ColemanはVGIの日本初のオフィシャル システム インテグレータ認定について、次のように述べています。
「毎日放送様での大規模Premiere Pro 編集環境構築でも実績のある、業務用映像システム販売店のビジュアル・グラフィックス株式会社が、国内初の公式Adobe Anywhere システムインテグレーターとなられたことをとても喜ばしく存じます。これにより世界規模の放送局からも注目を集める革新的な協調制作ソリューションAdobe Anywhereシステムが、国内のハイエンド映像制作ユーザーでも受け入れられることを期待します。」
VGIの提供するソリューションでは、Anywhereのコアテクノロジーの一つであるクラスターサーバー「Anywhere Mercury Streaming Engine」(AMSE)のリアルタイムエンコード処理によりストリーミングによる映像編集が可能となります。これにより、共有ストレージとクライアント端末間の接続に広帯域ネットワーク接続が不要となり、異なる場所や遠隔地にある環境での映像制作において、実データへのセキュリティが高まります。
また、別のコアテクノロジーである「Anywhereプロダクションファイル」によるAdobe Creative Cloud映像制作ツール間でのメディアへのリンク情報、メタデータの共有、および「Anywhere Collaboration Hub」(ACH)によるPremiere、Prelude、AfterEffects間での連携、Anywhereプロダクションファイル管理、クライアント端末間での排他処理、バージョン管理、バックアップ管理をVGIのソリューションで行うことができます。
Adobe Anywhereによる作業の自動化、制作、運用に関わる作業コストの低減のため、VGIでは独自のコンテンツマネジメント環境の開発やインジェストシステムやアーカイブシステムとの連携を図っています。
今後、Adobe Anywhereを中核としたソリューションの導入までのコンサルテーション、システムインテグレーション、サポートを、VGIは放送局、ポストプロダクションなどの映像制作企業、教育機関などに向けて提供していく予定です。