Aperture Import プラグイン提供開始
皆さん、こんにちは。アドビの栃谷です。
以前のブログでご案内したとおり、Apple社のApertureからLightroom 5への移行するための、「Aperture Import」プラグインが本日提供開始されました。
このプラグインツールはAperture、およびiPhotoの画像とキーメタデータをシームレスにLightroomのカタログに取り込むものです。
なお、この内容については米国のLightroom Journalでの案内を参考に、加筆追記したものです。
インストール方法は以下の通りです。
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Lightroomの最新版、「バージョン5.6」が必要です。
現在使用しているバージョンの確認は、「Lightroom」メニューを選択して確認できます。また、「ヘルプ」メニューから「アップデートを確認」を選択して、最新版へアップデートもできます。 -
Aperture ImporterプラグインZIPファイルを、ダウンロードし解凍してください。プラグインはこちらから入手できます>Aperture Importer
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改めてLightroom 5を起動し、「ファイル」メニューから 「プラグインマネージャー」を選択し、Lightroomプラグインマネージャーダイアログを表示します。
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クリックで拡大します
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左下にある「追加」ボタンを押し、ダウンロードしたプラグインを選択して、プラグインを読み込みます。
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上記までのステップで、無事プラグインがインストールできたと思います。その後は、
Apertureユーザーは、ファイル>プラグインエキストラ> Import from Aperture Libraryを選択。
iPhotoユーザーは、ファイル>プラグインエキストラ> Import from iPhoto Libraryを選択。
https://blogs.adobe.com/creativestation/files/2014/10/Import-from-Aperture-Library1.png
ダイアログウィンドウが開きます(英語表示です)。写真ライブラリーがあるファイルを選択して、Importボタンを押すと取り込みが開始されます。注意点としては、この作業を行う前に必ずカタログファイルをバックアップしておく事です。
そして最後に留意点をいくつかご案内させていただきます。
- このプラグインは2014年10月17日現在では、英語版のみの提供となります。
- 将来アップデートされるLightroom 5に、このプラグインは標準搭載される予定です。
- 今回提供するプラグイン、Lightroom 製品のアップデートは無料となります。
- 移行にあたっては、こちらのサイトも参考にしてください。
つまり、早急にApertureからLightroomへ移行したい、またはテストしてみたいユーザーの方は、今回提供するプラグインを利用してぜひ移行検証をしてみてください。ただ、英語の問題やアップデートの2度手間が面倒!という方は、日本語版でのLightroom アップデートを待っていただくのも1つの手です。
如何でしたでしょうか?Apertureユーザーの方はもちろん、iPhotoを利用している方で、「Lightroomを使ってみたかった!」という方は、ぜひこのプラグインツールをご利用ください。
ということで、「Aperture Import プラグイン提供開始」の話でした。