ユーザー成功事例:株式会社ディー・エヌ・エー

Dena
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Adobe Marketing Cloudのユーザ、株式会社ディー・エヌ・エー(以下 DeNA)の事例を紹介します。DeNAでは、Adobe AnalyticsとAdobe Target、コンサルティングサービスを活用してデジタルマーケティングによる商品・サービスの企画立案と利用促進、品質向上に全社的に取組んでいます。

マーケティングはビジネス成功の鍵

企業によっては、今でもマーケティングを「広告」や「宣伝」と捉えている企業が多いのが、日本の現状です。それは、テレビや新聞などが主流のメディアであった頃にマーケティング活動によって得られた効果を可視化する方法が、調査など言った定性的な物に頼らざるを得なかったことに原因がありました。インターネットの出現により、Webサイトへの訪問者、ページ閲覧数など顧客の行動をデジタルの領域においては定量的に可視化ができるようになった物の、まだまだ、ビジネスへの影響と貢献を明確するのには不十分で経営の観点からも関心が高くありませんでした。

しかし、スマートフォンの登場以来、これまで以上に急速に顧客行動のデジタル化が進み、認知、興味喚起、購買、使用・経験のマーケティングプロセスの顧客行動を計測し、統合して分析することが出来るようになりました。このような顧客行動の変化とテクノロジーの進化をいち早く自社のプロセスに取り込み、マーケティング活動に反映できる柔軟性と対応力を持つ企業が、今後どの様に発展して行くか予想することが難しい環境の中で勝ち残ることが出来ます。

「デジタル化」と言うキーワードを基に発展して行く世の中でインターネットを介したビジネスを展開する企業は、どの業界の企業よりも先にこの変化に対応することを要求されます。ゲームやショッピング、電子書籍、仮想ライブ空間、教育など様々なサービスをインターネットを介して展開するDeNAがこの変化の中でどのように勝機を掴み、自社の成長に繋げて来たか、概要を紹介します。詳しくは、文末のリンクにある事例シートをご覧ください。

デジタルが可能にする活動領域の拡大とマーケターの役割の変化

お話を伺ったDeNAデジタルマーケティング部の川田さんと黒木さんによると、例えばゲームの事業領域において以前はマーケターの大きな役割は企画部と開発部で作り上げたゲームを世の中に広く知らしめ、ユーザを獲得することであったと言います。ゲームの企画やリリース後の改善は、クリエイターの「感覚」によって決められている部分が大きかった様です。

しかし、ユーザがゲームをダウンロードし、プレイする中の様々なタッチポイントを計測し、分析することで改善提案や新しいゲームを企画するための知見を溜めることが出来るようになりました。また、数値化することで機能で分かれていた部署間で共通認識を持ち、効果や課題を正しく理解ができるようにもなりました。このようにして、DeNAのマーケターはサービスのライフサイクルの中のより広い領域で重要な役割を持つように変わって行ったようです。

顧客毎に最適なコミュニケーションを展開

ゲームのユーザは、プロファイル(例:始めてのユーザ、ベビーユーザなど)によって期待される行動や響くメッセージが異なると考えられていました。ビジネスの成長に貢献するユーザを発見し、そのユーザに適したメッセージを提供することでサービスを成長させる。DeNAでは、これを実現するために様々仮説を基に数多くのテストを実行しました。そのためには、効率的な運用のためのツールと利益を導き出す戦略が重要であったようです。

詳細は以下の事例シートをご覧ください。
ユーザー成功事例:株式会社ディー・エヌ・エー

前田 龍 アドビ システムズ株式会社 マーケティング本部 プロダクト マーケティング マネージャー

アジア最大級の観光産業国の政府観光局、大手インターネット セキュリティ ソフト メーカーでデジタル マーケティング担当、プロダクト マーケティング マネージャを経て、2013年よりアドビ システムズに入社。同社では、Adobe Marketing Cloud製品のプロダクト マーケティングを担当。