アセットを効果的に活用して、顧客エンゲージメントを強化しよう
アセット管理最新機能
Webサイトを魅力的な場所にしておくと、訪問した将来の見込み顧客を引き付け、興味を高め、ブランドへの好印象を持続させ、あるいは強化させることができます。先日ご紹介した『消費者行動調査2014』によれば、「Webサイトが備えていると魅力的に感じる機能」を聞いたところ、「商品を様々な角度から見たり、色を切り替えられる」「オプションなどを含め見積もれる」といったようなリッチな体験に対して、8割の消費者が「魅力を感じる」と回答しています。また、「商品を動画で紹介」も6割が好印象を持っていました。
ただ消費者にしてみると、画像の閲覧や動画の視聴の操作性に問題があると、見る気を失ってしまうかもしれません。小さい画面のスマートフォンで閲覧しているとしたら、なおのことでしょう。
またマーケターの立場に立ってみると、画像素材や動画素材の製作には費用も時間もかかるので、低解像度にダウングレードする、トリミングする、キャプションを付与する、といったポストプロダクション作業にかかる費用や手間は、なるべく最小限に抑えたいものです。
こうした画像や動画の扱いを柔軟かつ簡素化してくれるのが、アセット管理のメリットです。そしてこうしたニーズに応えるのが、アドビのアセット管理ソリューションであるAdobe Experience Manager Assetsなのです(特に画像や動画を高度に扱う機能は、以前はAdobe Scene7という名称でご提供していました)。
このアセット管理ソリューションの最新機能について、product marketing managerのヴェベカ グエス(Vebeka Guess)によるブログ記事の翻訳でご紹介します。
※以下はNew Experience Manager Responsive Viewers Will Increase Customer Engagementの翻訳です。
新しいレスポンシブビューアー
Adobe Experience Manager dynamic media(旧Scene7)の最新機能として:
- eCatalog(電子カタログ機能)の強化
- モバイル対応のインラインズームビューアー
- 動画プレーヤーの拡張
などが追加されました。これらを活用すれば、リッチで、レスポンシブ対応した、双方向性の高いエクスペリエンスを実現し、あらゆるデジタルチャネルで顧客とのエンゲージメントを向上します。最新情報は、こちらをご覧ください。
1.オンラインカタログは、より魅力的に
カタログは、顧客の頭の中にブランドを位置付け続ける上はとても有効な手段で、顧客の買う気を引き出すことにも繋がります。
さて今回、スマートフォンやタブレット端末、高解像度デバイスでのカタログ閲覧が、新しいレスポンシブ対応のビューアーと登場によって、これまでになく容易になりました。みなさんが提供するオンラインカタログを、消費者はとても簡単に操作することができ、特定の箇所を操作すると、詳細の閲覧、購入することができます。オンラインカタログの制作も簡単で、 PDFをクラウドにアップロードし、目次、ホットスポット、ズームを設定し、配信すると、あらゆるチャネルで有効となります。一度デザインするだけで、どのような画面サイズでも最適に配信されます。カタログのサンプルについては、「viewer reference library」をご覧ください。
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新しいレスポンシブ対応のeCatalogビューアーにより、オンラインカタログのショッピング体験をリッチに
2.新しいインラインビューアーで、コンバージョン向上
消費者が商品の詳細を確認できるよう、ズーム機能を設けるのがとても一般的になりました。ただ、今だからこそ考慮しなければならない点としては、多くの消費者が製品画像を閲覧するために、モバイルデバイスを利用している、ということです。新しいインラインビューアーを使えば、限られた画面でも商品画像の拡大を見ることができるように、ボタンのクリックではなく、マウスやタッチ方式で操作できるようになります。ただ、他の重要な要素、例えば「カートに追加」ボタンなどが無くなってしまった訳ではなく、ズーム閲覧中にフライアウト操作を行うことで利用できます。これは特に、画面の小さなモバイルデバイスを使ってズーム閲覧するときに重要なことです。新しいズームビューアーについては、「viewer reference library」をご覧ください。
3.動画チャプター操作機能と自動ループにより、長時間型動画のエンゲージメントを向上
動画を活用すると、サイトのコンバージョンを65%向上させることができます。また、エンゲージメント向上と顧客維持のために、マーケターは長時間型動画を利用するようになりました。長時間型動画がうまく機能するのは、例えばトレーニングコンテンツ、練習動画、顧客対応、実践を促すようなコンテンツでしょう。
ただ、長時間動画をきちんと全部見てもらうのは難しいもので、閲覧者が途中でやめてしまうことも考えられます。そのため、見てもらいやすいように分割したり、エピソードごとにまとめる、といったことが重要なのです。
そこで、動画プレーヤーの新しいチャプター操作機能と自動ループ機能の出番となります。
チャプター操作機能を使えば、閲覧者にとって長時間動画を見るときでも扱いやすくなるので、見てもらいやすくなりますし、動画を最後まで見てもらえる可能性も高くなります。
顧客を常に引き付けたいときには、動画の自動ループを設定しておくこともできます。
Adobe Experience Manager dynamic mediaの最新情報は、リリースノートをご覧ください。
参考情報:
- ソリューション情報:
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