Dreamweaverで学べるBootstrapの超基本!第1回 「必要なファイルを揃える」

連載

Dreamweaverで学べるBootstrapの超基本!

1. 必要なファイルを揃える

Bootstrapは、レスポンシブな、すなわち表示幅に応じてレイアウトが変わるページをお手軽に作れるフレームワークです。Dreamweaverのライブビューを使えばコードをまったく書かずにBootstrapページを制作することさえ不可能ではありません。Bootstrapはこれまでに数百万単位のサイトで採用された実績があり、安心して使えるのもポイントです。

Bootstrapを使ってWebページをつくるには、まず、いくつか必要なファイルを揃えます。最新版のファイルを入手するにはBootstrapサイトのダウンロードページを訪れて、”Download Bootstrap”のボタンをクリックします。

https://blog.adobe.com/media_1f05005fe579ae6cbf08d5baea2630e122abb3fc.gif

ダウンロードしたzipファイルを開き、その中に含まれるファイルを確認しましょう。特に重要なファイルは以下の2つです。

上記の2番目のbootstrap.jsは、内部でjQueryを使用しています。ということで、最低限必要なファイルは上記の2つにjquery.jsを加えた3つです。3つともBootstrapのサイトからダウンロードしたファイルにちゃんと含まれています。

Dreamweaverを使って新規にBootstrap用のHTMLドキュメントを作成すると、必要なファイルは全て自動的に適切な場所に配置されます。事前にダウンロードしたり、環境を整える手間は要りません。直ちにページ制作を開始できます。

下の図は、新しいBootstrapファイルを作成し、index.htmlという名前で保存した直後のフォルダ内の状態です。

bootstrap files

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目次

    1. レスポンシブデザインの理由
    2. 必要なファイルを揃える
    3. 最低限必要なHTMLコード
    4. メディアクエリの指定を確認
    1. コンテナ(Container)を配置
    2. 行と列から作成するグリッド
    3. カラムの並べ方のルール
    4. カラムの位置や順序の指定
    5. 表示幅に応じたレイアウト
    1. フォントの大きさや配置を指定
    2. リンクとボタン
    3. レスポンシブ画像の使い方