Adobe Acrobat DCによるドキュメントマジック:モバイルデバイスでの入力と署名が、生活を豊かにする身近なケース #AdobeSign
Adobe Acrobat DCとAdobe Document Cloudによって実現されるドキュメントマジック、今回はモバイルデバイスでの入力および署名機能を持つモバイル版アプリ「Adobe Fill & Sign DC」をご紹介します。
今回のシチュエーションは以下の通りです。
あなたは今、子供と一緒に家を出て、通学のバスを待っています。バスが角を曲がってくるのが見えた瞬間、子供の顔が青ざめました。今日予定されている社会科見学の保護者同意書に保護者の署名をもらうことを忘れていたのです。今、同意書に署名している時間はありません。あなたは子供から同意書を受け取り、心配ないと伝えました。子供が学校に着くよりも早く署名済みの同意書を担任の先生に送ることができるからです。
新しいモバイル版アプリ「Adobe Fill & Sign DC*」を使えば、モバイルデバイスで簡単に書類の記入欄への入力や署名を行うことができます。手順は以下の通りです。
- モバイルデバイスにあらかじめインストールしたAdobe Fill & Sign DCをタップして開きます。
- 「入力するフォームを選択」をタップして、メニューから「写真を撮る」を選択します。
- 画面上に表示された白いボタンを押して書類を撮影し、右上の「写真を使用」、「完了」をタップします。
- 画面下部の「トリミングツール」アイコンをタップし、ガイドを使用して画像のトリミングを行います。トリミングを終えたら「完了」をタップします。
https://blogs.adobe.com/documentcloudjapan/files/2015/08/%E7%94%BB%E5%83%8F%EF%BC%921.jpg
- 必要に応じて「自動選択ツール」を使って画像からごみを取り除きます。終わったら「完了」をタップします。
- 画像の好きなところをタップしてフィールドを作成します。長押ししてそのフィールドにどの注釈記号を入れるかを選択します。注釈記号はチェックマークやXなどから選べます。今回は同意する、同意しない、の意志を伝えるためにこのフィールドを使います。
- 画面下部の「署名」アイコンをタップしてあなたの署名を追加します。署名用のフィールドが表示されたらスタイラスまたは指で手書きで署名してください。署名フィールドは移動できますので、画像内の適切な位置に配置します。
- 署名以外の基本情報の入力が必要な場合、画面下部の「プロファイル」アイコンをタップして、名前や住所など事前に準備したデータを利用できます。この情報は一度入力しておけばFill & Signアプリを使用して署名するすべてのフォームに使用できます。
- フォームへの入力が完了したら右下の「共有」アイコンをタップし、メールで送信します。
入力と署名機能は、デスクトップ版のAcrobat DCにもあります。使い方は以下のビデオをご覧ください。
保護者同意書を忘れたために子供が行事に参加できないなどという悲しい出来事はもう起こりません。Adobe Fill & Sign DCによって、あらゆるフォームに簡単に入力、署名し、送信することができるのですから。
Acrobat DCによるドキュメントマジックは、まだまだ続きます。ご期待ください。
* 無償のアプリとして、またはサブスクリプション版Acrobat DCの一機能としてご利用になれます。