アドビ、クリエイティブ業界の知見を Adobe Analyticsに活用
※以下の文章は米国時間 2015年9月24日に米国で公開されたメディアアラートの抄訳版です。
【2015年10月5日】
**米国カリフォルニア州サンノゼ発(2015年9月24日):**Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、企業がAdobe Analyticsによってマーケティングデータを分析、共有、活用するための新機能であるAnalysis Workspaceを発表しました。アドビのクリエイティブ業界における知見をもとに開発されたAnalysis Workspaceは、企業内におけるデータの整理や可視化の方法を改善します。この機能により、アナリストはデータの表示方法を操作して洗練された分析データを作成することができるので、経営判断を行う人に対し最適な分析結果を提示することができます。また、Analysis Workspaceはインサイトの提供とアクションの推進をサポートするため、ユーザーはデータに対し最大限に「分析におけるクリエイティビティ」を発揮することができます。
- **Photoshopから着想を得たシンプルなワークフロー:**新機能であるAnalysis Workspaceでは、ユーザーに役立つレポートを簡単かつ迅速に作成し共有できます。ユーザーの操作は、PhotoshopやElementsなどのレガシーなクリエイティブツールのように、ディメンション、指標、セグメントをフレキシブルなデータの「キャンバス」にドラッグ&ドロップするだけです。複雑なデータセットの操作も、キュレーションされたワークスペースを共有することも、直感的に行えるため、広範囲にわたるトレーニングは不要です。
- 直観的なデータの可視化:(ユーザーが選択する)データを分かりやすく、かつ見やすくすることは、ワークスペースを構築することと同等に重要です。棒グラフでもドーナツグラフでも、可視化は分析とレポートのプロセスの重要な部分であり、それによってユーザーは即座に情報を理解することができます。アドビの技術により、関連するコンポーネントをドラッグ&ドロップするだけで、即座に新しいデータが可視化されます。データセットのサイズにかかわらず、さまざまなチャートやグラフのサイズと名前を変更したり入れ替えたりできるため、即座にレンダリングが可能で、操作も簡単です。
- **かつてないほどのパワー、柔軟性、スピード:**Analysis Workspaceにより、ユーザーはこれまでにない方法でデータの比較や分析ができます。異常値検出、貢献度分析、計算指標、新たに追加されたコホート分析ツールなど、業界をリードする数々の強力なツールが初めて搭載されています。クリエイティブツールにおけるアドビの知見を活用することにより、新たなツールで複雑さを解消し、何百ものディメンションと指標、何千ものセグメント、何百万ものデータの組み合わせを網羅するデータセットを把握できるようにします。
Adobe Analyticsプロダクトマーケティング担当シニアディレクターであるジェフ アレン(Jeff Allen)は、「クリエイティブツールと強力なワークフローといった当社独自のレガシー技術により、我々は他社にはできない方法でデータ分析を可能にしました。この業界初の取り組みにより、非常に複雑なデータセットにアクセスできる社員の範囲が拡大されます。提供される示唆に富む新しいインサイトは、ペンキが乾く前の状態と同様に、ユーザーは必要に応じて簡単に手を加えることができます」と述べています。