ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識(6)繰り返し作業には欠かせないアクション、ドロップレットや条件分岐、一時停止機能でさらに効率アップ
ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識
今回取り上げるのはアクション。Photoshopでの操作をビデオカメラで“録画”するように記録し、それを“再生”するように実行できる機能です。古くからある機能ですので「もちろん、使ってるよ!」という方が多いと思いますが、意外に奥深いんです!
次のチェックリストに「?」が浮かんだ方は、ぜひ、ご一読ください。
- □ アクションに超速でキーボードショートカットを設定するには?
- □ アクションをアプリケーション化して、選択したファイルをドラッグ&ドロップでアクションを実行するには?
- □ 写真のポートレート(縦置き)/ランドスケープ(横置き)を自動的に判断して、異なるアクションを実行させるには?
- □ アクションを実行しつつ、その都度「手動で切り抜き」の手順を加えるには?
アクションの基本
まずは、アクションの基本から押さえておきましょう。
アクションを作成する
一例として「幅240ピクセルにリサイズして、“Web用に保存”を使ってJPEG(80%)で書き出す」というアクションを記録してみます。
- 事前に適用したいファイルを開いておく
https://blog.adobe.com/media_96df050cf5eca4f986a992360dcb32fcbe89a040.gif - [アクション]パネルを表示し、パネル下部のフォルダーアイコンをクリックして新規セットを作成する
https://blog.adobe.com/media_6a387197641997ae399e6a19f3113adbf018ad0a.gif - [アクション]パネル下部の“紙がめくれたアイコン”をクリックする
https://blog.adobe.com/media_e68d601ab42543b2b1c34291c89799733523e1d5.gif - [新規アクション]ダイアログボックスが開く(ここに後述する[カラー]設定があることを覚えておきましょう)ので、アクション名を設定し、[記録]ボタンをクリックする
https://blog.adobe.com/media_b1241634840efb4a7064cdd90900977a8e438bd6.gif - [画像解像度]ダイアログボックスで幅240ピクセルに設定する
https://blog.adobe.com/media_4eaf2219bb7711decaba6bf3b4efffccfc51cac8.gif - [Web用に保存]で「JPEG、80%、書き出し先はデスクトップ」で書き出す
https://blog.adobe.com/media_2ee2b1b2bd8f8dea6cb99531a1de44d6a201505f.gif - [保存しない]をクリックしてファイルを閉じる
https://blog.adobe.com/media_f0abc2270f251158f25235efbba8d08a401d36bb.gif - [■](記録を中止)ボタンをクリックする
https://blog.adobe.com/media_5ca7c48caef7056768a1cf4110e1535ea3202db3.gif
これでアクションの記録が終了です。
アクションを実行する(1)
アクションを実行するには、いくつかの方法があります。
まずは、記録と同様、事前に適用したいファイルを開いておいてから実行する方法です。
- [A][アクション]パネルの▶ボタンをクリックする
[アクション]パネルに記録した手順が順番にハイライトされながら実行されます。アクションによっては、一瞬で終了します。
https://blog.adobe.com/media_69d26b494ccee5d3c42be9a3be04560cca93bd6d.gif - [B]ボタンモードにして、クリックする
[アクション]パネルメニューの[ボタンモード]をクリックすると、
https://blog.adobe.com/media_036fe0ddc2ce4627474ec2ac36c8d767b6db0819.gif
アクション名のみが羅列されるボタンモードになります。ボタンモードでは、シングルクリックでアクションを実行できます。
https://blog.adobe.com/media_cd7a956573cd17f44877fa666528b326136c6857.gifその際、アクションに設定している「カラー」が反映されます。 - [C]キーボードショートカットで実行する
F1からF19までのファンクションキーにcommandキー(Ctrlキー)、shiftキーを組み合わせて使うことができます(ただし、OSやほかのグローバルキーボードショートカットとバッティングしている場合、実行できないことがあります)。
https://blog.adobe.com/media_7cc3e78aacaf3172511609d1162241fc95d86fe7.gif
ここでTipsをひとつ。[アクションオプション]ダイアログボックスを開いているときに、設定したいキーボードのコンビネーションをタイプすると、プルダウンメニューやチェックボックスを使わずに、キーボードショートカットを割り当てることができます。これは便利!
ここまでご紹介した[A]、[B]、[C]の方法はどれも、Photoshopで開いているドキュメントを対象に実行します。
このほか、開いていないファイルに対して実行する「バッチ」と「ドロップレット」を引き続き、紹介します。
- [D]バッチ
- [E]ドロップレット
アクションを実行する(2)バッチ
指定したフォルダー内のすべてのファイルを対象にアクションを実行するのが「バッチ」です。[A]、[B]、[C]と異なり、事前にファイルを開いておく必要がありません。
バッチを実行するには、次の手順で操作します。
- [ファイル]メニューの[自動処理]→[バッチ]をクリックする
https://blog.adobe.com/media_bd26a9f40b404325e1769d70e57fa7b0abdbf1da.gif - [バッチ]ダイアログボックスが開くので、実行したいアクションを[実行]セクションから選択する([アクション]パネルで選択しているものが選ばれる)
- [ソース]セクションの[選択]ボタンをクリックして、アクション実行したいファイルが入っているフォルダーを選択する
https://blog.adobe.com/media_534bd57f4a1b7ebe30d3b9d39199acf9b407afab.gif - [OK]ボタンをクリックする
バッチ処理が開始され、アクションが高速に実行されます。
バッチの使いこなしポイント(1)
[サブフォルダーをすべて含める]オプションをオフにすると、サブフォルダー(指定したフォルダー内のフォルダー)内のファイルを無視します。
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実行したくないファイルがフォルダー内にある場合には、サブフォルダーに待避させておくこととよいでしょう。
バッチの使いこなしポイント(2)
[バッチ]ダイアログボックスの[実行後]に「保存して閉じる」(または「フォルダー」)を選択すると、ファイル名のネーミングルールを設定することができます。
https://blog.adobe.com/media_e1bd603109f18be9eb85a4cd952fa13e922661b8.gif
ただし、サンプルとして設定したアクションのように[Web用に保存]コマンドのような保存する操作を含むアクションには向いていません。
アクションを実行する(3)ドロップレット
「ドロップレット」はアクションをアプリケーション化したものです。ドロップレットを使えば、選択したファイルをドラッグ&ドロップで実行できます。
Photoshopが起動していないときには、Photoshopは自動的に起動します。言い換えれば、ドロップレットはPhotoshop外からアクションを実行できます。
ドロップレットの作成手順
まずはドロップレットを作成します。
- [ファイル]メニューの[自動処理]→[ドロップレットを作成]をクリックする
https://blog.adobe.com/media_f78c669bcb022665f07b2df86dc3c6baa9514836.gif - [ドロップレットを作成]ダイアログボックスを開くので、実行したいアクションを[実行]セクションから選択する([アクション]パネルで選択しているものが選ばれる)
https://blog.adobe.com/media_446a6448cd62ba45c387587e5d9a4ecd31f09aa1.gif - [ドロップレットを保存]セクションの[選択]ボタンをクリックして、作成したいドロップレット名と、その保存先を指定する
https://blog.adobe.com/media_fb9933e41765eb5b862cd1e200951903fd686712.gif - [OK]ボタンをクリックすると、ドロップレットが作成される
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Finder(デスクトップ)でファイルを選択し、ドロップレットにドラッグ&ドロップすると、アクションが実行されます。
なお、作成したドロップレットは、好きな場所に移動することができます。
ドロップレットの使いこなしポイント
Macの方は、Finderウィンドウのツールバーにドロップレットを登録しておくとよいでしょう。Finderでファイルを選択し、そのままドラッグ&ドロップできるのでスムースです。
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ポートレート/ランドスケープを区別してアクションを実行する
写真には、ポートレート(縦置き)/ランドスケープ(横置き)があります。今回のように「幅240ピクセルにする」アクションを実行する場合、ランドスケープの写真には、高さ240ピクセルにしないと大きさのバランスが取れません。
https://blog.adobe.com/media_be30a311a0baca71906078a6eebc3ce9bdfc16df.gif
2つのアクションを作成しておいたとしても、どの写真がポートレートなのか、一つひとつ調べながら実行するのは面倒。そして、面倒なことにはミスがつきものです。
そこで、2つの方法をご紹介します。
Bridgeのフィルターを使う
Bridgeでフォルダーを開くと、左側の[フィルター]欄に[画像方向]というセクションが見えます。その中の「ポートレート」(や「ライドスケープ」、「正方形」)をクリックすることで、絞り込み(フィルター)を行うことができます。
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絞り込んだら、アクションを実行したい画像を選択し、[ツール]メニューの[Photoshop]→[バッチ]をクリックして、[バッチ]ダイアログボックスでアクションを指定します。
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[バッチ]ダイアログボックスの[ソース]には「Bridge」と表示されます。
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条件付きアクション
Photoshop CC以降についた「条件付きアクション」を使うと、ポートレート(縦置き)/ランドスケープ(横置き)をクレバーに判断してくれます。
まず、次の手順で「条件付きアクション」を作成します。
- アクションを2つ作成しておく(「高さ240ピクセルにする」アクションを追加)
https://blog.adobe.com/media_9d5c0c7832b2677988a8a4489822b03e1b22ee65.gif - 3つ目のアクションを作成し、[記録]ボタンをクリックする
https://blog.adobe.com/media_81a8d4ce6fa4d77fc5fb6e321eff3ed4e7a76559.gif - すぐに[アクション]パネルメニューから[条件の挿入]をクリックする
https://blog.adobe.com/media_10af698672b4e8d2d5aa97848ea698515d329085.gif - [条件付きアクション]ダイアログボックスが開く。[現在]に「ドキュメントは横方向です」が選択されているので、[該当する場合のアクションの実行]に「高さ240ピクセルにする」アクション、[該当しない場合のアクションの実行]に「幅240ピクセルにする」アクションをポップアップメニューから選択する
https://blog.adobe.com/media_c66afa9c7eab3559d417a0630e4912f4d2663a69.gif - [OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる
これで「ドキュメントが横置き(=ランドスケープ)だったら「高さ240ピクセル、JPEG80で保存」アクションを実行、横置きでない場合(縦置き=ポートレート)には「幅240ピクセル、JPEG80で保存」アクションを実行する」というアクションを作成することができました。
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アクションの実行は、[A]から[E]のいずれの方法でもOKです。なお、条件付きアクションには、次のような条件を設定することができます。
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モードコントロール(途中に個別の操作を加える)
ここまでアクションについてまとめてきましたが、なかには「ひとつひとつ丁寧に手を加えたいので、自分のワークフローにはアクションはハマらない」と思っている方もいるでしょう。
まとめてファイルを開いておき、キーボードショートカットを使いながら進めていく方法もありますが、ファイルを同時に開くのはメモリを喰います。
そこで、アクションの途中に手を加える方法(モードコントロール)をご紹介します。今回は、正方形で切り抜きを実行し、JPEG80%で書き出すアクションを作成します。
まずは、通常どおり、アクションを作成します。
- 事前に適用したいファイルを開いておく
- 新規アクションを作成し、記録をスタートする
https://blog.adobe.com/media_739915d95645cd7ba454fdebcbfdc8e87af13eaa.gif - [切り抜きツール]を選択し、オプションバーで「1:1(正方形)」を選択する
https://blog.adobe.com/media_3d6b2a8b2f3f56716c64bcdb8d9c483468f07155.gif - 切り抜き範囲を調整し、Enterキーを押して適用
https://blog.adobe.com/media_233d65deaf8e68b61fe1c31bfc33cad20506adc3.gif - [画像解像度]ダイアログボックスで幅300ピクセルに設定する
- Web用に保存:JPEG、80%、書き出し先はデスクトップ
- 保存せずにファイルを閉じる
[アクション]パネルを確認すると、「切り抜き」「画像解像度」「書き出し」「閉じる」の4項目が表示されています。「切り抜き」の左側の空白部分(ダイアログボックスの表示)をクリックしてアイコンを表示させます。
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ファイルを開いて、このアクションを実行してみましょう。すると、切り抜きの手順で、切り抜き範囲が表示されたままアクションが“一時停止”します。切り抜き範囲を調整し、Enterキーを押すとアクションが再開し、残りの「画像解像度」「書き出し」「閉じる」が実行されます。
このように、アクションにモードコントロール(「ダイアログボックスの表示」オプション)を加えることで、ファイルごとに調整を行いながらアクションを実行することができるのです。
追加情報
新しい「クイック書き出し」
Photoshop CC 2015では、[ファイル]メニューにあった[Web用に保存]が、[ファイル]メニューの[書き出し]に移動し、[Web用に保存(従来)]という名称に変更されました。
「Web用に保存」がPhotoshopに加わったのは、1999年のPhotoshop 5.5。15年近く前とのことで、Photoshop CC 2015では、アルゴリズムなどが一新された新しい書き出し方法[PNGとしてクイック書き出し](JPEGを選択することも可能)が加わっています。
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“クイック”という名称から簡易的なニュアンスを感じるかもしれませんが、画質を保持したまま、驚くほど軽く書き出せます。
しかしながら、このクイック書き出し、現時点ではアクションに含めることはできません(キーボードショートカットは割り当て可能)。
クイック書き出しに限らず、登録できないアクションは、次の手順で登録できます。
-
- [アクション]パネルの[メニュー項目を挿入]をクリックする
- [メニュー項目を挿入]ダイアログボックスが開く
https://blog.adobe.com/media_69e8ebde82169f4afb166ba2d39d06e0a24687fe.gif - メニューバーから登録したいコマンドをクリックする
自分のアクション(セット)を使い回す
作成したアクションは、セット単位で書き出し/読み込みが可能。これはご存じの方が多いと思います。この記事で作成したアクションのセット(veteran5.atn)はサンプルファイルとしてダウンロードできますので、[アクション]パネルメニューの[アクションを読み込み]で読み込んでみてください。
さらに一歩、踏み込んだ使い方をご紹介します。
[アクション]パネルメニュー下部には「コマンド」から「ビデオアクション」まで、セット名をクリックすることで読み出すことできます。
https://blog.adobe.com/media_869854577c2953c9babc8758abc59e4a87d150cd.gif
これらは「/Applications/Adobe Photoshop CC 2015/Presets/Actions/」内に「Production.atn」のように「.atn」の拡張子で保存されたものが読み出されます(atn=AcTioN)。
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自分で作ったアクションのセットは「/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/Adobe/Adobe Photoshop CC 2015/Presets/Actions」においておくとよいでしょう。第3回でご紹介したシンボリックリンクを使えば、原本を好きな場所においておくことも可能です。
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Photoshopを再起動すると、[アクション]パネルメニューの下部に、「/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/Adobe/Adobe Photoshop CC 2015/Presets/Actions」においたアクションが表示され、クリックするだけで読み込まれます(「sw2015」は私が使っているアクションのセットです)。
https://blog.adobe.com/media_b2175a820eb61fc56a5594cdd715cb4f60046b5f.gif
海外のアクションを使う
たとえば、Soft Focus Photoshop Actionのようなステキなアクションが配布・販売されていますが、使ってみたところ、エラーばかり出て使えない!と経験がある方向けの情報です。
https://blog.adobe.com/media_ba853c7c629d37544dca0460499fb1778d23cca1.gif
英語版でPhotoshopを起動すると、「背景」レイヤーは「Background」、また、「のコピー」は「 copy」のようになりますが、このあたりのネーミングが原因で動かないのです。
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Photoshopを英語版で起動するには、「/Applications/Adobe Photoshop CC 2015/Locales/ja_JP/Support Files/」にある「tw10428.dat」を「_tw10428.dat」のように変更してからPhotoshopを再起動します(削除しないようにご注意ください)。
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[レイヤー]パネルオプションの[コピーしたレイヤーとグループに「コピー」を追加]オプションをオフにされている方は、オンに戻しておくのもポイントです。
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日本語に戻すには、「_tw10428.dat」を「tw10428.dat」に変更してからPhotoshopを再起動します。こちらは自己責任の上、注意しながらお願いします。
まとめ
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- アクションを実行するには、適用したいファイルを開いておいてから実行する[A]▶ボタンをクリック、[B]ボタンモードでクリック[C]キーボードショートカットの3つの方法のほか、指定フォルダーに対して実行する[D]バッチ、アプリケーション化してファイルをドラッグ&ドロップする[E]ドロップレットがある
https://blog.adobe.com/media_0643ee435472322748f438c599c92b2d526fd283.gif - Photoshop CC以降、条件付きアクションを使うことで、縦置き/横置きを自動判断して、異なるアクションを自動で適用することができる
- 作成したアクションに[ダイアログボックスを表示]オプションを加えると、アクションを実行中に“一時停止”することができる
- アクションを実行するには、適用したいファイルを開いておいてから実行する[A]▶ボタンをクリック、[B]ボタンモードでクリック[C]キーボードショートカットの3つの方法のほか、指定フォルダーに対して実行する[D]バッチ、アプリケーション化してファイルをドラッグ&ドロップする[E]ドロップレットがある
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今回は書き出しにフォーカスしましたが、繰り返し作業に、ぜひ活用してみてください。