Brackets 1.6 リリース – 作業環境の改善とJavaScriptコードヒントの強化
Bracketsの最新版がリリースされました。分割ビューや表示モードなどの作業環境の改善とJavaScriptのコードヒントの機能強化がされています。今回の主なリリース内容は以下の通りです。
Brackets 1.6 最新機能
リリースノート(英語)に紹介されている新機能は以下の通りです。
反転ボタンを使って分割ペイン間でファイルを移動
新しい反転ボタンを使って異なる分割ペイン間でファイルを移動できるようになりました。これまでは、例えば左ペインに表示しているファイルを右ペインに表示しなおすことが面倒でしたが、ボタン一発で簡単にできるようになりました。また、各ペインにファイルを閉じるボタンが追加されました。
ヒントリストの型推論
JavaScript コードのヒントには、型推論や関連ドキュメント(英語)などの詳細情報が提供されるようになりました。関連ドキュメントへのリンクも表示されるので、コードヒントに表示された関数やプロパティの詳細をブラウザで簡単に確認することができます。
同一ドキュメントの分割ビュー表示
分割ビューで、両方のペインに同じファイルを開くことができます。例えば、左ペインにすでにindex.htmlファイルが表示されている場合、右ペインにフォーカスを移動させ(右ペインのどこかをクリックすればOK)、左サイドバーのファイルツリーにあるindex.htmlをダブルクリックすれば、左右のペインにindex.htmlが表示されます。
左右に同じindex.htmlファイルを開いた状態
パネルの切り替えおよび最小表示モード
Cmd+Shift+2 で、最小限の UI で作業できる最小表示モードを使用できるようになりました。このモードでは右サイドのツールバーや左サイドのプロジェクトツリーを非表示にします。Cmd+Shift+2で解除できます。