Adobe Stockが予測する2016年のビジュアルトレンド

商用利用できる画像や動画のファイルが数百万規模で提供されており、簡単に入手できるようになりましたが、選択肢が多過ぎて、マーケティング、広告、ブランドキャンペーンのためにどのようなビジュアルを選べばよいのか分からなくなってしまうことがあるかもしれません。大切なのは、時代に合った現代的なセンスを表現している画像を選ぶことです。

アドビでは、2015年に検索されたキーワード、ダウンロード数、世界中のコントリビューターから提供されているアセットを基に収集したデータから、印象的な画像を選ぶ上で注目すべき2016年のトレンドを予測しました。

1. テクノロジー人気の高まり

テクノロジー業界で働く若者に対するイメージが向上しています。HBOのテレビドラマ「シリコンバレー」が大ヒットしているようにテクノロジーカルチャーの人気拡大やVRヘッドセットやホバーボードのようなガジェットの流行に伴い、テクノロジー業界に携わる人々への憧れが高まっています。次世代の若者たちがコーディングを学び始め、テクノロジー業界への就職を望むようになり、フードを目深にかぶってラップトップに向かっているハッカーばかり、というこの業界に対する過去のイメージは払拭されるでしょう。

IMAGE: BIZOO_N / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/cardboard-virtual-reality/79478076

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2. 新たなトレンドの誕生

ここ数年、カプチーノアート、蝶ネクタイとサスペンダー、口ひげ、1950年代のティードレス、モノクロフィルターといった「ヒップスター」カルチャーがトレンドになっています。ヒップスターのセンスはブランドの発信源となっており、今も根強い人気がありますが、新しい流行も次々と生まれています。企業やブランドは、都市で暮らすクリエイティブな若者たちが憧れる、新たなトレンドから目が離せません。

IMAGE: LOREANTO / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/teamwork-three-young-architects-working-on-a-project/74548514

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3. 新しい「目線を外した写真」

スマートフォンは、カメラに対する人々の意識だけでなく、自分を撮影する方法を根本から変えました。「セルフィ(自撮り)」という言葉と共に新しいビジュアルランゲージが生まれましたが、パースペクティブ・ポートレート(目線を外した写真)への移行も進んでいます。パースペクティブ・ポートレートは、通常のセルフィよりも撮影の仕方が凝っていて、被写体がカメラを見ないため、被写体が背景の一部になったような印象を与えます。

IMAGE: WILLIAM87 / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/young-black-man-with-digital-tablet-in-a-cafe/70252039

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4. カラーの一貫性

毎年、流行色が話題になります。パントン社が発表した「カラー・オブ・ザ・イヤー」は「ローズクオーツ」と「セレニティ」です。また、トレンドを追うレポーターの多くは、2016年の流行色は白と予想しています(2015年の流行色は赤と発表したBehanceとは対照的です)。 ブランドは通常、ストック画像において、独自の総合的なカラースキームを持っています。そこで、2016年はどのようにカラーを使用すればよいかを考えてみましょう。一貫性があり、はっきりとした、色鮮やかな画像は、周囲から際立って見えます。こうしたカラーは、静けさを象徴する白、若さをアピールするピンク、環境保護を意味するグリーンというように、ブランドの位置付けを強調する役割を果たします。

IMAGE: DIYANADIMITROVA / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/marienplatz-underground-station-in-munich-germany/75240970

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5. 上空からのインパクト

テクノロジーの進化によって、地球だけでなく、はるか遠くの星の調査も可能になりましたが、写真撮影技術も同様に進歩しており、以前は考えられなかったような驚くべきディテールを表現できるようになっています。高価なハイテク撮影機材だったドローンは、今では手頃な価格になり、誰でも上空から地上を俯瞰し、パノラマ映像を撮影できるようになりました。 また、検索件数を見ると、背景として使用される風景画像は不動の人気を誇っています。風景画像はさまざまなプロジェクトに利用でき、さまざまな人々に訴求します。2016年には各地の撮影画像が増えるでしょう。

IMAGE: MELPOMENE / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/aerial-view-highway-junction-at-night-in-tokyo-japan/87800374

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6. 時事問題

ソーシャルメディアが日常生活に普及して、新しいニュースやコンテンツが1時間おきに更新される時代になり、企業は常に最新の時事問題を把握しておく必要があります。世界情勢が刻々と変化する中、人々は自分と同じ価値観を持つブランドを求めています。そして企業に対しても、正義を尊重し、支持する姿勢を明らかにすることを期待しているのです。例えば、2015年6月に米国で同性婚が認められたときには、ソーシャルメディアでもレインボーフィルターやレインボーフラッグを目にしました。

IMAGE: STASENSO / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/lgbt-rainbow-lock/79367923

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7. 「ローポリ」スタイル

ミニマリズムは、年々変化しながらも。トレンドであり続けるでしょう。今年のミニマリズムは「ローポリ」です。2016年は、シンプルさとカットが特徴的なグラフィックスタイルが脚光を浴びるでしょう。背景を付け、鮮やかなカラーでオフセット印刷すれば、今風で最先端の印象を与えることができます。

IMAGE: POKKI / ADOBE STOCK
https://stock.adobe.com/stock-photo/grey-cat-with-orange-eyes-polygonal-style/93338273

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Adobe Creative Cloud ブログ、Adobe Stockから見た2016年トレンド予測の翻訳を掲載。
原文執筆:Scott Braut