Creative Jam Vol.2 を無事に終えて
3月19日、世界70都市以上で開催している、Creative JamをRed Bull Space Tokyoのご協力を得て渋谷のど真ん中で開催しました。東京での開催は第2回目です。今回もたくさんの熱い思いが詰まったイベントとなりました。Jammerの皆さん、当日来場してくれた皆さん、関わってくれた方々に改めて感謝します。
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Photo by Daisuke Rakuda
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Movie by Creative Hub Swimmy
Creative Jamはもともとアドビがグローバルで行っているコミュニティーイベントで、この日のために集められた2人1組のクリエイター(”Jammer”)が、制限時間3時間の中で当日発表されるお題に沿ってクリエイティブを即興パフォーマンスで作り上げるというのが大枠の内容です。
所属も立場も、ものづくりの作風もスタイルも異なるJammerが一同に集まり、皆フラットな状態でクリエイティビティをJammingする(+若干の緊張感を味わう…)イベント。ワクワクしませんか?
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Photo by Daisuke Rakuda
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Photo by Daisuke Rakuda
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Photo by Daisuke Rakuda
なぜアドビがこのイベントをスタートさせたか、という背景に大きくあるのは、純粋にクリエイティブに向かい合う場を設けたいということでした。Jammerは普段背負っている看板を下ろし、同じ土俵に立ち、その日1日の制作に集中します。世界中でそれが共感され既にグローバルで1400名以上のJammerが参戦してくれています。そしてその何倍もの方々がイベントに参加しています。
今回のお題「初心忘るべからず」の意図
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今回お題として掲げられたのは、誰でも一度はこの言葉で自分を戒めたことがあるはず、「初心忘るべからず」です。芸能の開祖であるとされる世阿弥が語源とされるこの言葉は、”初めの志を忘れてはならない”という意味で使われます。今回のCreative Jamのお題を考える会議では、この言葉がクリエイティブに関して幅広い意味を持たせられるのでは?と考えました。各々が持つものづくりの初心、ものを創るという行為自体への初心…今回参加のJammerの皆さんだけではなく、皆が物事の「はじめて」を経て今に至ります。当日イベントを目にする全員にとって、自分ごととなるこのコトバが今回のお題としてイベント前日に決定しました。
また今回は、渋谷のRed Bull Space Tokyoさんのご協力でイベント開催となりました。ご存知の通り、Red Bullさんはスポーツを通した様々な活動の中で、数多くのアスリートを支援しています。「初心忘るべからず」はスポーツにおいても重要な精神。そういった意味も含んだお題の選択でした。
Behance
Cerative Jam in Tokyo vol.2
Design Bar
今回、来場のお客さんにも参加してもらいたいと、Design Barなるスペースを設け、Adobe Captureを使ったデザインのワークフローを体験してもらうブースを設けました。
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Adobe Captureで撮影された素材でコラージュを行うIan Lynam
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出力する沖データさん。デザインをタンブラーやファイル、カレンダーに印刷し、お客さんにプレゼント!
優勝作品
3時間のJammingを乗りきった皆さん、お疲れさまでした!!ビジュアル部門、モーション部門優勝者の作品をご紹介します。それぞれが感じる「初心忘るべからず」各作品には重要な意味が込められています。
Visual部門:HAL2(水島茂晴さん / 兼重遥さん)
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Motion部門:Shinitonight(春山”DAVID”祥一さん / 稲積君将さん)
全10組の作品は、Behanceの公式Creative Jamページからご覧ください。
Behance
Cerative Jam in Tokyo vol.2
日本のクリエイティブは世界から高く評価されています。私もこのイベントを日本人として、日本から世界に発信できることがとても嬉しいです。今回皆さんに制作してもらった作品を、日本のクリエイティビティを、世界に自慢できることをとても誇りに思います。
イベント終了後、ゲストスピーカーやJammerの皆さんを含めたアフターパーティーでは、次回開催に関する様々な案が飛び出しました。音楽やダンスとの融合、ライブペイント等アナログに絞った表現など、本当にたくさんのアイデアが溢れました。そしてたくさんの繋がりも生まれました。スタッフ、関係者に関わらず、皆で作り、参加し、完成させたイベントであることを実感!
このイベントをきっかけとして生まれたエネルギーは、次のCreative Jamに繋がります。たくさんの方からインスピレーションをもらいながら、全員で作り上げるイベントとして成長させていければと思っています。そしていつか、Creative Jamの日本代表として、世界大会を開催したい…!実現できるようにがんばりますよ〜
次回開催にも期待してください。そして次のJammer希望の方募集中。我こそは!という方はご連絡ください。ぜひ皆で一緒に、日本のクリエイティブコミュニティーを更に盛り上げていきましょう!
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イベントレポート:
”クリエイターの天下一武●会” Creative Jam in Tokyo第二回が開催 (バトル編)
”クリエイターの天下一武●会” Creative Jam in Tokyo第二回が開催 (トーク編)