Inspiration on Behance | 日本のクリエイター名鑑 Vol.1 イラストレーター：Kimiaki Yaegashi
Inspiration on Behance | 日本のクリエイター名鑑
世界最大級のオンライン ポートフォリオ サービス、「Behance」。グラフィック、イラスト、3DCGなど、さまざまなジャンルのクリエイターが登録し、自身の作品をプレゼンテーション中。クリエイターもクライアントもワールドワイドなだけに、海外からのオファーがあることも。この連載では、日本で「Behance」を活用しているクリエイターをご紹介していきます！
本日登場していただくのは、東京在住のイラストレーター、八重樫王明（Kimiaki Yaegashi）さん。(https://www.behance.net/okimi) ポップなタッチにどことなく漂う和の雰囲気、すこし不思議な世界観が魅力。国内外問わず、書籍・雑誌やWEB、グッズなどのイラストレーション、キャラクターデザインを手がけ、デザインの祭典『ピクトプラズマ』や、ドイツ・ベルリンでの個展を開催、メキシコのモンテレイ現代美術館での展示を行なうなど、国際的に活動されているクリエイターです。
— Behanceを使い出したきっかけは？
**Yaegashi: **以前は主に自分のサイトやSNSなどで作品を公開していましたが
企業やアートディレクターに向けてダイレクトに発信する方法を探していたところ、同業の仲間にBehanceの存在を教えてもらい使用するようになりました。
— 思い入れのあるプロジェクトは？
**Yaegashi:**２０１４年にドイツのベルリンで開催した初個展のプロジェクト（https://www.behance.net/gallery/24571679/EXHIBITION-OCTAGON）です。
それまでの活動の集大成的な内容だったのですが、
それをコンパクトにわかりやすくまとめられたので気に入っています。
— Behance経由でこんなところと繋がった！仕事が来た！なんてことはありますか？
**Yaegashi: **以前から海外の企業と仕事をする機会が多いのですが、
Behanceを使うようになってからさらに海外からの依頼が増えました。
最近ではイギリスの美術館で展示されるゲームのイラスト制作や
中国の飲料水のパッケージデザインの依頼がありました。
— Behance に登録する際のTipsなどがあれば教えてください。
**Yaegashi: **見つけてもらいやすいようにタグを必ずつけるようにしています。
— Behanceで良く見ているクリエイターがいたら教えてください。
**Yaegashi: **たくさんいるのですが特に次の方々の新作を楽しみにしています。
Branden Collins https://www.behance.net/bcolli21
Steven Noble https://www.behance.net/stevennoble
黒川知希 https://www.behance.net/tomokikurokawa
そしてこのたび、八重樫さんの国内初の個展『男はJulyよ』が2016年７月８日（金）より神保町の「SOBO GALLERY」で開催！全体のテーマは会期が含まれる７月の梅雨から夏に変化していく過程だそう。
Yaegashi: 国内で開催する初めての個展になります。特定のシチュエーションを舞台にした「定点観測」シリーズや箱を用いたインスタレーション等の展示の他、新作グッズの販売も行います。
期待の初個展、是非会場に足を運んでみてはいかがでしょうか！八重樫さんのBehance ポートフォリオはこちらから。https://www.behance.net/okimi
八重樫王明（やえがしきみあき）
１９７２年岩手県生まれ、東京都在住。１９９８年よりフリーランスのイラストレーターとして活動を開始。出版物・WEB・グッズなどのイラスト制作・キャラクターデザインと並行しながら自身の作品を発表している。２０１３年、初の著書『NIPPON CLIPART ニッポン素材集』を出版。２０１４年、国際的なデザインの祭典『ピクトプラズマ』に招かれ、ドイツのベルリンにて初個展を開催、メキシコのモンテレイ現代美術館にて作品が公開される。近年は動物や日本文化をモチーフにしたコミカルな作風が多く、海外での活動も積極的に行っている。
https://www.behance.net/okimi
http://www.okimi.com
■個展『男はJulyよ』
会期：2016年７月８日（金）～７月２３日（土）／日・月・祝休廊
会場：SOBO GALLERY（神保町）
URL：http://sobo.tokyo