Inspiration on Behance | 日本のクリエイター名鑑 Vol.3 イラストレーター:Ryogo Toyoda

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Inspiration on Behance | 日本のクリエイター名鑑

世界最大級のオンライン ポートフォリオ サービス、「Behance」。グラフィック、イラスト、3DCGなど、さまざまなジャンルのクリエイターが登録し、自身の作品をプレゼンテーション中。クリエイターもクライアントもワールドワイドなだけに、海外からのオファーがあることも。この連載では、日本で「Behance」を活用しているクリエイターをご紹介していきます!

本日登場していただくのは、東京・小平市在住の3Dイラストレーター/モーションデザイナーの豊田遼吾さん。(https://www.behance.net/ryogo) 2Dと3Dが融合し、緻密に描かれたあたたかみのある世界観が魅力。テレビ局のモーションロゴや”YouTube Space”のためのオフィシャル・アートワークなど国内外問わずクライアントワークを手掛けているほか、任天堂のゲーム「Mother2」にインスパイアされた「Indie Games Boys Club」等のオリジナル作品も精力的に手掛けておられます。Behanceでの活躍についてお話をお伺いしました。

–Behanceを使い出したきっかけは?

Toyoda: もともと会社の仕事以外で個人的に制作していた作品を発表したいと思っていました。Behanceは世界中のクリエイターが登録していますが、そんな中で自分の作品が通用するか試してみたいと思い、作品をアップし始めました。


https://www.behance.net/gallery/38084257/Icecream-Island

“Icecream Island”
https://www.behance.net/gallery/38084257/Icecream-Island

“Icecream Island”

—絵描きを志したのは子どものころから?

Toyoda: 一緒に暮らしていた祖母が画家だったので、いつも側で絵を描いていましたね。子供のころは漫画家を目指していました。大人になってからは、人のために作品を作ることにやりがいを感じるようになったのでいつしかデザイナーになっていました。笑

Giro d'Italia
https://www.behance.net/gallery/25525849/Giro-dItalia

Giro d’Italia

—思い入れのあるプロジェクトは?

Toyoda: 昨年のGiro d Italia(https://www.behance.net/gallery/25525849/Giro-dItalia)ですね。この作品は、まさにBehanceを通じて知り合ったプロデューサー Nahuel Salcedoとの作品です。制作に関わったメンバーそれぞれの個性が存分に発揮されて、良い作品に仕上がったと思います。

–Behance経由でこんなところと繋がった!仕事が来た!なんてことはありますか?

Toyoda: 昨年の春にFeatured on Behanceされた後から、急に世界中からオファーが来るようになりました。最近はトルコのビスケットの広告ビジュアルのご依頼がありました。昨年はGoogle JapanさんからYouTubeのアートワーク制作のご依頼もBehance経由で頂きました。

YouTube Space Art Project
https://www.behance.net/gallery/29564559/YouTube-Space-Art-Project

YouTube Space Art Project

–Behanceに登録する際のTipsなどがあれば教えてください。

Toyoda: まだまだ日本のクリエイティブは年功序列なところがあり、若い人にはチャンスが少ないと思いますが、Behanceができてからは、良いものを発信し続けていれば、企業から直でオファーがもらえたりする世の中になってきたと思うのでどんどん発信していくと必ず良い事があると思います。

また、Featuredされると多くの人に見てもらえるのですが、Featuredされるには、作品を1点づつ小出しにするのではなく、ひとつのプロジェクトページに複数の作品をシリーズとしてまとめたり、途中経過なども盛り込んで1つのページに厚みを持たせると良いと思います。

また、ヘッダー部分や文字情報などは、Photoshopでデザインしたものを書き出してBehanceページに盛り込むのも良いかもしれません。

例:https://www.behance.net/gallery/29564559/YouTube-Space-Art-Project


https://www.behance.net/gallery/29564559/YouTube-Space-Art-Project


https://www.behance.net/gallery/32152301/Indie-Games-Boys-Club

Indie Games Boys Club
https://www.behance.net/gallery/32152301/Indie-Games-Boys-Club

Indie Games Boys Club

–Behanceで良く見ているクリエイターがいたら教えてください。

**Toyoda:
**Serial Cut https://www.behance.net/SerialCut
前尾博己 https://www.behance.net/enhanced_hiromimaeo
Kuocheng Liao https://www.behance.net/KuoChengLiao

同じ日本人の前尾さんは作品のプレゼンテーションが凄く上手だなあといつも参考にしています。また海外だとSerial Cutの3Dビジュアルはいつもチェックしています。Kuocheng Liaoのような平面イラストから影響を受けることもあります。

—普段お使いになるAdobeのソフト名と、バージョンをお教えください。

Toyoda: Photoshop CC 2015, illustrator CC 2015, After Effects CC 2015を3Dソフトと併用して使用しています。3D制作の際はCinema4Dを使用しています。After EffectsにはCinema4D Lite が付属していますね。

世界中からオファーが寄せられる豊田さん。工夫がいろいろ詰まっている、豊田さんのBehance ポートフォリオはこちらから。
https://www.behance.net/ryogo

豊田 遼吾

1986年生まれ。3Dイラストレーター/モーションデザイナー。シフトブレイン、JCスパークなどを経て2014年よりフリーランス。3Dイラストを軸にアジア•ヨーロッパ•アメリカ•南米•中東地域の広告•映像•テレビCMまでを手掛ける。