Adobe MAX Japan「MAX CHALLENGE」| チュートリアル Vol.4 : Photoshop ブラシ編 #maxjp
Adobe MAX Japan 「MAX CHALLENGE(マックス チャレンジ)」
9月2日(金)に東京ビッグサイトで開催される Adobe MAX Japan に向けて、誰もがクリエイターになれる企画、「MAX CHALLENGE (マックス・チャレンジ)」を開催。ただいま、Adobe MAX のロゴをつかった自由なオリジナル作品をBehanceで募集しています。
(※多数の応募ありがとうございます。本キャンペーンは8月31日をもって応募を締め切りました。)
ブログではAdobe MAX Japanまで毎週、Illustrator、Photoshop、Adobe Creative Cloud モバイルアプリを使ったオリジナルのAdobe MAX ロゴ制作のTIPSを紹介させていただきます。難しいと思っていた事が意外と簡単に。イメージをそのままカタチにする楽しみを一緒に体験しましょう。
チュートリアルの第四弾は、Photoshop CCのブラシツールでMAXのロゴを動物の毛のパターンにカスタマイズする方法です。ブラシを使って細かい毛のテクスチャを表現する手順を紹介させていただきます。
チュートリアル Vol.4: Photoshop ブラシツールを使って動物の毛のテクスチャーロゴを作成する方法
ステップ 1. テンプレートファイルを開いて、背景レイヤーを準備する
まずはじめにPhotoshopで「MAX CHALLENGE」 Photoshop テンプレートファイルを開き、背景レイヤーを準備します。
テンプレートにある “White Background” レイヤーを選択して、カラーウィンドウから色を設定します。今回は #cdfff5 に設定します。
さらに、より濃い青色の背景レイヤーを2つ用意します。今回は、それぞれ「#00d4b8」と「#09abed」で塗りを指定しました。
レイヤーごとにマスクをかけたあと、柔らかい大きめのブラシでマスクの中心を消しながら、背景の色をぼかしながら角を濃く残し立体感を出していきます。
ステップ 2. MAXロゴに動物の毛のテクスチャーを適応する
次に Adobe Stock で見つけた動物の毛の画像を読み込み、MAXロゴの各文字用にあてはめていきます。今回は牛の毛のテクスチャを選びました。
MAXロゴのレイヤーで選択範囲を作成し、牛の毛の画像に一文字づつマスクをかけていきます。この際に「X」の文字には半透明な部分があるため、Xの選択範囲を作成し、ブラシで半透明の部分を塗りつぶしてからマスクをかけましょう。
MAXの文字それぞれにマスクをかけた後の仕上がりは以下のようになります。
ステップ 3. 毛を表現する新規ブラシを作成
MAXのロゴのふちの毛を表現するブラシを用意します。
新しいレイヤーを作成し、 プリセットブラシを使って以下のような線を作成します。
「編集」メニューの「ブラシを定義」を選択して、ブラシ名をつけてブラシを追加してください。
ブラシが追加されたら、ブラシウィンドウでブラシを以下の様にカスタマイズします。ここではブラシの「シェイプ」と「散布」を細かく設定します。
設定が完了したら、ブラシウィンドウの右上のプルダウンメニューから「新規ブラシプリセット」を選択して保存してください。
ステップ 4. カスタムブラシを使い、毛の質感を再現していく
先ほどマスクをしたロゴの各文字のレイヤーに戻ります。
各レイヤーマスクを選択し、カスタムブラシを選択し、エッジから毛を生やすようにブラシをあてていきます。このステップを各文字のレイヤーマスクごとに繰り返します。
全ての文字にブラシをあてていくと、仕上がりは以下のようになります。
ステップ 5. 影を追加してよりリアルな立体感を出す
最後に新規レイヤーを作成し、プリセットのソフトブラシを使ってロゴの下に影を描いていきます。
レイヤーの順番は以下のようになります。
塗り終わったら、影のレイヤーを乗算して完成です!
Photoshop のブラシツールを使ったチュートリアルはいかがでしたか?カスタマイズしたブラシを使って細かなテクスチャを再現するテクニックはいろんな場面で役に立ちます。ぜひこの機会に挑戦してみてください。Adobe MAX Japan「MAX CHALLENGE」については詳しくはこちら。8月31日まで作品募集中です!(※多数の応募ありがとうございます。本キャンペーンは8月31日をもって応募を締め切りました。)