Adobe Stockコントリビューターサイトを公開
簡単な手順でAdobe Stockにコンテンツ投稿し、全世界のクリエイティブバイヤーへの販売を実現
この記事は、2016/9/20にポストされたAdobe Stock New Contributor Site: Contribute Effortlessly to Adobe Stock and Reach Millions of Creative Buyer(原文執筆:Zeke Koch)を翻訳したものです。
アドビは本日、Adobe Stockコントリビューターサイトのパブリックベータ版を公開しました。これは、写真、イラスト、ビデオ、ベクターを投稿し、世界最大のクリエイティブコミュニティに向けて販売するためのプラットフォームです。
ストックコンテンツを購入するクリエイターの大多数は、アドビ製品を少なくとも1つ、継続的に使用しています。この熱意に溢れたクリエイティブコミュニティをサポートするために、高品質のロイヤリティフリーコンテンツの購入だけでなく、販売もできる最適な場を提供できることを嬉しく思っています。
Adobe Stockにコンテンツを投稿することで、Photoshop CC、Illustrator CC、InDesign CCなどのCreative Cloudアプリケーション内で、直接何百万人ものCreative Cloudユーザーに自分の作品を公開することが可能になります。また、このコントリビューターサイトには、自動タグ付けとCreative Cloud連携という、Adobe Stockへのコンテンツ投稿を劇的に簡素化する2つの機能が搭載されています。
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自動タグ付け機能
自動タグ付け機能は、画像につけるキーワードの候補を示すもので、革新的な機械学習技術に基づいて、ユーザーが投稿する画像に関連するキーワードの上位5つを自動的に生成し、考える時間と手間を省きます。
投稿された画像はアドビが開発したアルゴリズムによって分析され、その画像によく似た上位の画像からキーワードを生成します。キーワードは関連性に基づいて並べ替えられ、上位5つが表示されます。ユーザーはこれを確認、編集して、並べ替えることができます。
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このベータ版の機能は、「機械学習」の概念に基づいているため、コントリビューターコミュニティで使用されることで精度が向上します。ユーザーがこの機能を活用するほど、精度が改善され、結果としてさらなる時間の節約につながります。
Creative Cloudとの連携
コントリビューターに対する最重要課題の1つが、最高の作品を制作するための時間を最大化し、投稿にかかる時間を最小化することです。このため、Adobe Stockへの投稿機能をCreative Cloudアプリケーション内に組み込みました。制作したものを直接投稿できるため、時間の節約と無駄な作業の削減ができます。
今回のベータ版の期間中、Lightroom CCとBridge CCから直接Adobe Stockに画像を投稿できます。詳しい使い方は、HelpXページをご覧ください。アドビのゴールは、この機能をより多くのコンテンツタイプに拡大し、より多くのCCアプリケーションとの連携を実現することです。
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今後の機能改善
Adobe Stockコントリビューターサイトは現在ベータ版です。つまり、サイトは現在でも十分機能しますが、公式リリースまでにいくつかの機能はさらに改善されるということです。ベータ版の提供は、ユーザーの皆様に先行でサービスを体験いただき、改善のためのフィードバックをいただくことができる大切な機会です。アドビは、コントリビューターにとって最適なツールと最高の体験を提供することを目指しており、皆様からのご意見をお待ちしています。
原文執筆:Zeke Koch