クリエイティブな工夫が満ち溢れてる! Adobe MAXの目玉のひとつ 「コミュニティ・パビリオン」
連日お届けしているAdobe MAXのレポート。本日はコミュニティ・パビリオンをご紹介!コミュニティ・パビリオンとは、Adobeがおくる様々な趣向を凝らしたブースをはじめ、マイクロソフトやNVIDIA、Go Proなど、錚々たるメーカーが新製品などを引っさげて出展する展示ブースや休憩ラウンジなどなど、講演やセッションの合間に楽しめる仕掛けがいろいろ用意されている、MAXのメインの催しのひとつ。それでは今年のAdobe関連ブースの見どころをお届けしよう。
Adobeブースでは、各製品の最新版をお試し可能。Adobe Sparkにて、サンディエゴの思い出のムービーが5分足らずで完成!
■クリエイティブな脳の動きとは?!「your brain on MAX」
脳波を検出する無線ヘッドセット「Emotiv」を装着し、人間がクリエイティブな作業をしているときの脳の状態をビジュアライズする「your brain on MAX」。
集中、興奮、興味、エンゲージメント、ストレスなど、いま使っている脳の状態が、その場でアニメーションとなって生成される。
こちらが「Emotiv」
Adobe社員がレクチャーしてくれる
自分のデバイスを持ち込んで測定することも可能
■まさかのスケートランプ
今年フィーチャーされていたのが、Adobe Stock関連のブース。なんとAdobe Stockの素材を使ったスケートデッキで滑れる、スケートランプが用意されていたのにはびっくり!
Adobe Stockの素材を使ったスケートボード
まさかカンファレンスのパビリオンに巨大スケボーランプを作ってしまうとは…! Adobeってすごい。キッズのスケーターも参加し、スケートを楽しんでいました。
もう一つのAdobe Stockをフィーチャーしたブースが「lost masterpieces gallery」。Adobe StockとPhotoshopで、失われた名画を再生させるプロジェクトで作られた作品が、美術館の名画のように飾られていました。プロジェクトの詳細はこちら(https://blogs.adobe.com/creativestation/general-how-to-re-make-a-masterpiece)。
■アーティストを支援する「Adobe Creative Residency」
「Adobe Creative Residency」とは、Adobeによるクリエーター支援のプロジェクト。1年間のアーティスト活動の資金を、Adobeが援助。このレジデンシーの特徴は、アーティストが個人のプロジェクトに専念できるよう、その人が住む場所で支援をするということ。特定の場所に滞在する必要はなく、自由な活動ができる。
左からSyd Weiler、Christine Herrin、「Adobe Creative Residency」を担当するLibby Nicholaou、Shiori Takei
ブースには、2015年にレジデントを行ったアーティストのChristine Herrin、Syd Weiler、Sara Dietschy、Craig Winslowらが参加。
Craig Winslow
自らがデザインしたスタンプとジンを手がけるクリスティーン、オリジナルのパターンのデジタル・ブラシを作るシド、失われた建物のサインをプロジェクション・マッピングで復活させるクレイグ、ユーチューバーのサラら、個性豊かなアーティストが来場者とコミュニケーションしていた。「Adobe Creative Residency」の取り組みについてはこちら (http://www.adobe.com/about-adobe/creative-residency.html)。
■クリエイターから作品が買える!MAX marketplace
世界中から1万人のクリエイターが集うAdobe MAX。ということで、クリエイター同士のコミュニケーションを促進する催しも多数行われている。パビリオンでは、Tad Carpenter、DKNG、Aaron Draplinらのクリエイターが、自身の作品の即売会を行った。
■ お土産はここで!MAX store
USBハブ
そして、お土産はここで!「こんなものまで?!」が揃っているMAXストアをチェックするのも参加者の楽しみ。Adobeグッズのバリエーションの豊かさに驚かされます。
バッテリーチャージャー
Adobeロゴのスマホスタンド
モバイルチャージャー
■ 休憩所もキュート!
見るべきものがたっくさんあるMAX。英気を養うための休憩所も工夫が凝らされている。プールで使うビニールの浮き輪や、リラクゼーション効果バツグンのハンモックなど…。休憩所にも遊びごころがあるのが楽しい。
ほか、VRコンテンツが多数出展されていた企業ブースなど、新しいものとの出会いをたくさん提供し、来場者を楽しませてくれたコミュニティ・パビリオン。ビールや軽食が振る舞われる、参加者全員が参加できる交流パーティなども開催され、昼夜問わず賑わいを見せていた。来年はどんなものと出会えるだろう?