Adobe Acrobat DC、仮想化サポートをユーザー指定ライセンスでも提供 #AcrobatDC

CIOやITマネージャーの悩みの種は、ITコストと作業工数を削減しつつ、ITインフラの効率的かつ効果的な管理方法を見いださなければならないということです。これは簡単ことではありません。というのも、複数のデバイスを使用して、さまざまな場所で働くリモートワーカーがますます増えているためです。そのため、数多くのIT企業は、加速し続けるビジネスのスピードについていくため、ビジネス全体で仮想化を採用し、これらの課題に対処しています。仮想化とは、管理サーバーがアプリケーションやデスクトップをホストし、従業員に公開することで、各自のデバイスからアクセスできるようにする仕組みです。

例えば、ある企業がグローバルコールセンターを運営していて、従業員が世界各地にいるとします。従業員は、タブレット、モバイルデバイス、デスクトップなどさまざまなデバイスを使用して業務を行っています。これらの従業員に新しいアプリを導入する場合、それぞれのデバイスをアップデートすると、非常にコストがかかるだけでなく、非効率です。それが仮想化によって、一度アップデートするだけで、あらゆる場所にいる全ての従業員のデバイスを更新することができます。つまり、管理するPC、デスクトップ、サーバーが少なくなるということです。また、企業は製品発売までの期間を短縮でき、従業員はどこにいても、あらゆるデバイスを使って必要な機能を使用することができます。

Acrobat DCの仮想化環境をユーザー指定ライセンス*でも提供

Adobe Acrobat DCは、Citrix、VMware、Microsoftなどの主要な仮想化プラットフォームをサポートしており、デジタルドキュメントワークフローの作成に必要な機能に、仮想プラットフォーム上からアクセスすることができます。航空宇宙や金融サービスをはじめとするさまざまな業界のグローバルブランド企業が、仮想化を使ってAcrobat DCを導入しています。

そして、IT管理者は、Citrix XenApp、XenDesktop、Microsoft App-V、VMware Horizon経由で、ユーザー指定ライセンスによりAdobe Acrobat DCへのアクセスを付与できるようになりました。ユーザー指定ライセンスとは、ITマネージャーが複数のシステムにソフトウェアを導入できるようにするライセンス契約で、アクセス権を付与されたユーザーだけがアプリまたはデスクトップにいつでもアクセスできるようにします。

ユーザー指定ライセンス契約によって、IT管理者は以下のようなメリットが得られます。

リモートワーカーは、いつでも、どこでも、あらゆるデバイスを使って、Acrobatの機能を利用できます。

IT部門と従業員の業務を効率化

Acrobat DC仮想化のユーザー指定ライセンスは、IT管理者と従業員の双方に対して直感的でセキュアな体験を提供します。ITマネージャーは、標準的な導入ツールやカスタマイズツールを利用して簡単にAcrobat DCのイメージを作成し、サーバーにイメージを展開するだけで済みます。最後のステップでAcrobat DCをユーザーに公開しますが、ユーザーはアクセスURLへのアクセス権限が必要です。アクセスを付与された従業員は、デスクトップでの作業と同様にアプリを起動するだけです。

Acrobat DCおよび仮想化の詳細については、エンタープライズ管理ガイド(Enterprise Administration Guide)をご覧ください。

*ユーザー指定ライセンスとは、アクセス権を付与されたユーザーがAdobe IDやEnterprise IDでアプリケーションにサインインできるライセンス。