日本は、世界一クリエイティブと言われる国でありながら(出典「State of Create: 2016」)、女性アーティストを取り巻く環境は、決して良くはありません。プロのアーティストとして活動している人数は男性に比べて非常に少なく、作品の売買価格も低めに設定されてしまう傾向があるそうです。また、結婚・出産を通じてキャリアを継続できないという状況も男女格差を生む要因となっていて、これは日本だけでなく世界共有の問題として認識されています。
しかし、そんな状況を明るくガールズパワーで打破していくべく、アーティストのサイトウ・ミキさんとクリエイティブエージェンシーのTokyoDexによって「Blossom Blast 2017」は企画され、今年は3月1日から18日までの18日間開催されました。才能あふれる女性アーティストのパワフルな作品が集まり、すっかり華やかな雰囲気になった原宿にあるUltraSuperNew ギャラリー。作品の展示以外にも、Lean in Tokyo(リーンイン東京)による「Men Support Women 」などさまざまなテーマで4つの関連イベントが実施されました。
アドビは、今月15日に「Adobe Night」と題して、アドビ社員とその家族や友人を招いたレセプションパーティーと、「Women In The Arts 〜女性クリエーターが直面する難題を知る〜」というトークセッションを行いました。「Blossom Blast 」主宰のサイトウ・ミキさん、SBIアートオークションで近現代美術部門キュレーターをつとめる塚田萌菜美さんをパネリストに迎え、TokyoDexのクリエィティブディレクターであるDaniel H. Rosenさんに進行役をお願いしました。サイトウ・ミキさんから日米で活動されている女性アーティストとしての体験談や、塚田さんからアートオークションの仕組みや売買される作品の傾向、女性アーティストを置かれている現状についてお話を伺い、アドビ社員とのディスカッションをしました。