Adobe SignとAdobe Experience Managerの連携を強化。100%デジタル化されたカスタマージャーニーを構築 #AdobeSign
フォームは、至るところにあふれています。いまだに多くの人が日々フォームを印刷し、署名し、再びスキャンして電子フォーマットに変換してから、メールで送信しています。このようなプロセスは非常に煩雑で、書類に誤って記入したり、ファイルを違う場所に保存したり、なくしてしまったり、結果的に収益面の損失を招いています。世界中で起きているデジタルトランスフォーメーションによって、このようなフォームの古い概念は時代遅れになりました。金融機関、医療機関、政府機関などの登録フォームが紙とデジタルの両方で混在していることは問題です。重要な点は、カスタマージャーニーを完全にデジタル化することです。潜在顧客がモバイルデバイスを使用して、ブランド企業のフォームに初めて入力したときから顧客になるまで、最高の体験を提供するだけでなく、新規顧客の獲得と売上の最大化にもつながります。
アドビは、**Adobe SignとAdobe Experience Manager Forms**の連携を強化しました。Adobe Experience Manager Formsは、複雑なフォームベースのプロセスをシンプルかつ魅力的でカスタマージャーニー全体にわたってモバイル向けに最適化したデジタル体験を提供します。主な特長は、ユーザーのデバイスとブラウザに自動的に適応するアダプティブ フォーム、1人または複数の署名者から法的に有効な署名を得る機能、フォームの追跡管理を行うカスタムダッシュボードなどです。今回のソリューション連携により、すべてのプロセスをエンドツーエンドで完全にデジタル化します。
デジタル登録プロセスを効率化
Adobe SignとAdobe Experience Manager Formsの連携によって、銀行、保険会社、医療機関、政府機関などは、ユーザーが必要なフォームをオンライン上で簡単に入手し、どのデバイスから入力できるようにするほか、電子的にサインして、提出済みかどうかの確認することができるようになります。今回の連携強化によって、住宅ローンの申請プロセスがどのように行われるかをご説明します。
- **ユーザーのデバイスとブラウザに自動的に適応:**住宅の購入を検討しているマイケルが、自分のデスクトップPC上でローンの借り換えの検索連動型広告をクリックします。マイケルは、表示されたフォームから、関心を持った住宅ローンを選択します。いくつかのステップを済ませた後申請を中断し、「後で入力を続ける」ボタンをクリックして入力フォームのドラフトを自分に送信します。その後、モバイルで申請プロセスを続けようとすると、Adobe SignとAdobe Experience Managerによって異なる画面サイズに合わせて自動的に調整され、レスポンシブな表示とフォーム入力を体験できます。
- **追加の署名者:**マイケルがその後、フォームの中で彼の妻が共同債務者となることを示すと、Adobe SignとAdobe Experience Managerは自動的にフォームを更新し、妻の情報を入力する欄を追加します。マイケルはモバイルデバイスからフォームの入力をすべて終え、署名し、提出します。フォームの提出が完了すると、署名を得るために自動的に妻に送信されます。
- **インテリジェントかつデータドリブン型のダッシュボード:**銀行では住宅ローン担当者が、Adobe Experience Manager Formsで作成された、すべての住宅ローン申請を表示するカスタムダッシュボードにアクセスします。インテリジェントなデータ連携を活用して、住宅所有者の資格が自動的に評価されるため、担当者はダッシュボード内で迅速かつ容易にローンを承認することができます。担当者は、両当事者がフォームに署名していることを確認してから承認します。また、ローンの監査履歴をいつでもどこからでも確認できます。
100%デジタル化されたカスタマージャーニーの構築
モバイルデバイスの急増と紙の書類への過度の依存から、ユーザーエクスペリエンスが分断されています。ブランド企業は、自社のフォームにまつわる顧客体験について理解を深める必要があります。Adobe SignとAdobe Experience Manager Formsは、上記の銀行のような企業が顧客とつながり顧客を満足させる、100%デジタル化されたカスタマージャーニーを構築創出できるよう支援します。
Adobe SignとAdobe Experience Manager Forms(英語)に関しては、こちらをご覧ください。Adobe Creative Cloud、Adobe Document Cloud、Adobe Marketing Cloudの連携を含む、Adobe Experience Cloudに関する発表についてはプレスリリースをご覧ください。