オムニチャネル型デマンドサイドプラットフォーム分野のForrester WaveレポートでAdobe Advertising Cloudが「リーダー」に選ばれる

複数の広告テクノロジーベンダーと取引するマーケターから、異なるプラットフォームの調整や複数チャネルへの広告支出を効率的に管理するのが大変だ、という不満を聞くことが増えています。最新のAdobe Digital Insights(ADI)の調査「Digital Advertising Report 2017」によると、マーケターの41%は、メディア買付、メディアプランニング、アナリティクスに関してそれぞれ3つ以上のプラットフォームを使用して業務を行っています。

そうした複数のプラットフォームの存在は、広告主にとって、オーディエンスへのリーチの管理、レポートでのコンバージョンの重複削除、複数のチャネルやデバイスにわたる広告予算のプランニングにおいて、運用を大変困難にしています。

多くの広告主は、自社の広告テクノロジーに完全統合されたクロスチャネルの広告運用の仕組み、つまりすべての有料広告チャネルへの卓越したアクセスを備え、すべてを統制する単一のプラットフォームが必要であると実感しています。

Adobe Advertising Cloud — すべてを統制する単一プラットフォーム

Adobe Advertising Cloudは、検索/ディスプレイなどの下流ファネルのパフォーマンス戦術と、動画/テレビなどの上流ファネルのブランド戦術を統合する、初めてのエンドツーエンドな独立プラットフォームです。

The Forrester Wave™: Video Advertising Demand-Side Platforms(動画広告デマンドサイドプラットフォーム)、2015年第4四半期」(英語)の「リーダー」に選ばれ、先ごろ買収したTubeMogulとAdobe Media Managerの機能を組み合わせたAdobe Advertising Cloudは、「The Forrester Wave: Omnichannel Demand-Side Platforms(オムニチャネル型デマンドサイドプラットフォーム)、2017年第2四半期」(英語)において「リーダー」に位置付けられ、「製品戦略」で最高点(5点満点で5点)および「デジタルエコシステムフットプリント」で最高点(5点満点で4点)を獲得しました。

TubeMogulの買収は、業界初のオムニチャネル型広告運用プラットフォームを目指すアドビのビジョンを実現する上で極めて重要な要素であり、Forresterのレポートで「Adobe Advertising Cloudは、すべての有料広告チャネルへのアクセスを獲得している唯一のベンダーです」と評価されています。

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複数チャネルで広告体験を提供するための完全統合したスタック

Adobe Advertising Cloudは、コンテンツの消費場所にかかわらず、パーソナライズした広告体験をエンドユーザーに提供するダイナミッククリエイティブによって顧客にリーチします。Adobe Advertising Cloudは、Adobe Analytics Cloudと統合されており、Adobe Audience ManagerAdobe Analyticsおよび業界をリードする40以上のサードパーティのデータプロバイダーを通じて、マーケターが顧客のセグメントを活性化できるよう支援します。

Adobe Advertising Cloudがリーダーに選ばれたのは喜ばしい限りです。この評価によって、フルファネルの広告買付に対応する業界唯一のエンドツーエンドなプラットフォームとしてのアドビの地位がいっそう揺るぎないものになりました。

※本記事は、2017年5月30日にアドビ システムズ Adobe Advertising Cloud担当プロダクトマーケティング グループマネージャーのピート クルージ(Pete Kluge)が投稿したブログの抄訳版です