iOS版Capture CCがさらに強力に、バージョン2.6.2リリース
手持ちのスマホやタブレットのカメラでクリエイティブに必要なさまざまな素材をあっという間に制作できる無償のCCモバイルアプリCapture CC。iPhone & iPad用のバージョン2.6.2をリリースしました。どんな画像もIllustratorで使えるSVGデータにしてしまうシェイプ機能に「自動クリーンアップ」ボタンが新登場しました。
自動クリーンアップ
https://blogs.adobe.com/creativestation/files/2017/06/auto-clean-up.png
高コントラストな画像からシェイプを作成する際、左上図のように不要な細かい線が出ることがあります。そんな時は、カメラモードで画面をタップして静止させ、画面上部の自動クリーンアップボタンをタップするだけで、右上図のように意図通りの綺麗なシェイプを得ることができます。
Capture CC for iOSバージョン2.6.2は、自動クリーンアップ以外にも、たくさんの強化・改善を行なっています。
- カメラモードで撮影時にズームして、シェイプの細部を確認できるので、一度の撮影で思い通りのシェイプを得ることができます。
- iPhone 5S以降およびiPad Air以降の64ビットデバイスをお使いであれば、ベクター画像がより精細に描画されるので、高画質でなめらかなシェイプを表示、操作することができます。
- カラー機能では、iOS 10の高色域サポートにより、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPad Proでの色表現力がアップしました。テーマからより多くの色を選択、使用することができます。
- Metal APIのサポート | Captureでは、Appleの最新テクノロジーであるMetal API(3DコンピューターグラフィックスAPI)を活用しています。そのため、iPhoneとiPadの32ビットモデル(iPhone 5S以前とiPad mini 1以前)では、今年の夏まででアップデートの提供が終了となります。それ以降もこれらのデバイスでCaptureはご利用いただけますが、アップデートは64ビットモデルのデバイスに対してのみ配信される予定です。
- 全般的にいくつかの小さなバグ修正を行いました。