休暇中にストックフォトを撮影しよう #AdobeStock

連載

Adobe Stockで作品を販売しよう!

夏休みに旅に出るのなら、ストックフォトの撮影にはもってこいのチャンスです! 休暇先ではどのみちさまざまな体験をカメラに収めるでしょうから、そうした写真やビデオをストック素材として販売して、得たロイヤリティーで何を買うかをかんがえるのも楽しいですよね。そこで今回は、ニューヨークに拠点を構えるビジュアル制作会社 Cavan Imagesの創設者でありCEOでもあるPeter Hannert氏に、休暇中にストックフォトの撮影をする際のヒントを紹介してもらいました。

まずは被写体について。Peterが勧めるのは、人物、そして人と人とのふれあいを捉えることです。ライフスタイルはストックの中で最も人気の高いカテゴリのひとつ。ビーチや夕日はしばらくするとどれも同じような光景に見えてくるものですが、人との交流はいつでも唯一無二の瞬間です。

また、ソーシャルメディアでシェアするための写真と、ストックで売上の高い作品は別であることを覚えておいてください。インスタグラムで共有しようという写真は、中央にフォーカスを合わせる傾向にありますが、ストック用の作品にしたいのであれば、様々なアングルから撮影を行うことです。素材購入者は最終的なデザインにグラッフィク要素やテキストを加える場合が多いので、余白を作るようにしましょう。

ストックで写真販売を考えている場合に忘れてはならない最も重要な点のひとつ、それは認識可能な人物を含むコンテンツに関して必ずモデルリリースを取得するということです。家族であれば簡単ですが、自分の交際範囲の外にいる人物を撮影する際は、最初にモデルリリース・フォームへ署名をしてもらうように、とPeterは言います。そうすれば、あとは撮影の時間を存分に楽しむことができ、ベストショットが生まれやすくなります。より詳しい法律上のガイドライン、モデルリリースおよびプロパティリリースの標準的なテンプレートは、弊社のコントリビューター向けヘルプXのページをご参照ください。

次にタグ付けに関してですが、ポイントは「適切さ」です。やっかいな作業に思えるかもしれませんが、素材購入者があなたのコンテンツを見つけるための手助けをするつもりで考えてみましょう。わかりやすい単純な表現で良いのです。写真の中の主な要素(そこで起こっていること、それに関わっている人)を表すいくつかの言葉と、シーンを描写し、コンセプトを伝える言葉を見つけてください。

どう始めたらよいのかわからないときは、コントリビューターポータルサイトにある自動タグ付け機能が役立ちます。その際は必ず、重要性の高い順にキーワードを調整していただくようお願いします。

まとめ

素材購入者がAdobe Stockで検索している夏を題材にしたコンテンツをぜひ参考にしてみてください。休暇の行き先についてインスピレーションを得たい方は、こちらのTiny Atlas Quarterlyからのおすすめをどうぞ。

旅行中に撮れた作品、もちろん日常で撮影された作品でも、皆さんの自慢の作品をぜひAdobe Stockのコントリビューターとして世界のクリエイターに販売してください。コントリビュータープログラムへはこちらから登録ください。皆さまの作品をお待ちしております。

(この記事は2017年6月19日にAdobe Stock Team により作成&公開されたShooting Stock on Vacationの抄訳です。)