MAX CHALLENGE コンテスト 【アニメーション部門】カテゴリーアーティスト インタビュー:内田有紀(omu)さん #maxjapan

連載

Adobe MAX Japan 「MAX CHALLENGE(マックス チャレンジ)」

11月28日(火)にパシフィコ横浜で開催される Adobe MAX Japan に向けて、誰もがクリエイターになれる企画、「MAX CHALLENGE (マックス チャレンジ)」がただいま開催中。Adobe MAX のロゴをつかって自由なオリジナル作品をBehanceで募集します。(※たくさんのご応募ありがとうございました。コンテストは終了いたしました。)

今年は新たに応募カテゴリーを増やして「グラフィック部門」、「Adobe Stock 部門」、「アニメーション部門」の3つで作品を募集します。各部門の優秀作品には豪華賞品(iPad Pro + Apple Pencil)をお贈りさせていただきます。また、応募いただいた作品は 11月28日(火)Adobe MAX Japan の会場にて投影されます。

【Adobe Stock部門】カテゴリーアーティスト インタビュー:内田有紀(omu)さん

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本ブログ記事では、「アニメーション部門」について、去年、数少ないGIFアニメーション作品で応募された内田有紀(omu)さんに作品制作におけるお話をお伺いさせていただきました。

– まずはじめに自己紹介をお願いします。

omu: 早稲田大学文化構想学部に在学中です。現在は4年生で、デジタル技術に関連したメディアを専攻するデジタル・メディア論ゼミに所属しています。

– 作品のテーマは自由でしたが、限られた MAX の3文字のロゴで何を表現しようとしましたか?作品テーマについて教えてください。

omu: 作品形式がGIFも可能だということで、「何か動きのあるものを作りたい!」と思いました。投稿作品のほとんどが静止画だったこともあり、GIFアニメーションは目を引くのでは……と。線や面で表現できる平面的なデザインが好きなのと、ループした時にひっかからない動きが『きもちいい』と感じるので、タイトル「きもちいい点・線・面」通りの作品テーマになりました。

– 使用したツールと主な作業工程を教えてください。

omu: 使用ツールはPhotoshopのみです。長い尺の作品ではなかったので、絵コンテも描かず、頭の中にあるイメージを少しずつ形にしていく作業でした。連続した時に気持ちよく動いて見えるよう、1コマごとに線画を消したり図形を変形させたり……思えば、作業工程は結構地道でした。

– 今回の作品を完成させる時に気をつけたポイントはなんですか?

omu: アニメーションの連続性はもちろんですが、色や質感など、パッと見た時のキャッチーさを意識しました。使う色の種類を抑えることでMAXの3文字が印象的に見えたり、手描きっぽさを出すことで、逆に手描きでは表現しにくい滑らかな動きが際立ったりするように、と考えていました。画面がオレンジに塗りつぶされた時、左下にあるロゴの「MAX」が浮かび上がって見えるのも、ちょっとしたポイントです。

– 作品を完成する上で、難しいと感じた点はありますか?

omu: 実はアニメーションをたくさん作った経験がないので、コマを並べた時に思うような動きになりませんでした。1コマの増減で動きの見え方が大きく変わることに気付かされて、アニメーションの奥深さを知りました……それでも、試行錯誤して理想の作品に近づけた時はテンションが上がりました!

– ありがとうございました。


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Photoshopのタイムラインで一コマずつ調整してGIFアニメーションを作成


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「線」の交差部分に塗りが入って「面」ができるシーン


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アニメーションの最後のシーン

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内田有紀 (omu)
https://www.behance.net/sakiyukiad5978
http://omu-omu-rice.sakura.ne.jp/

1995年生まれ
早稲田大学文化構想学部4年
イラストレーションを中心に作品制作を行う。
食べ物をモチーフにした創作活動「おむらいす食堂」を展開中。

MAX CHALLENGE アニメーション部門に応募いただいた方の中から、優秀作品には豪華賞品をお贈りさせていただきます。皆様の積極的な応募をお待ちしております。以下、応募要項と概要です。

【アニメーション部門】応募要項:

応募期間:

9月20日(水) 〜 10月31日 (火)23:59
(※たくさんのご応募ありがとうございました。コンテストは終了いたしました。)

その他、MAX CHALLENGEに関する応募方法と詳細はこちらのブログをご覧ください。