Adobe XD CCに今後追加される機能は?#AdobeMAX #AdobeMAXJP
Adobe XD アップデート
本日発表した正式版となるAdobe XD 1.0 は、これからずっと続く長い道のりの最初のマイルストーンとなります。われわれはこのツールを通して、UI/UXデザイナーやディレクター、クライアント、そして開発者に対して、UXデザインのための完全なソリューションの提供を目指し、継続的な開発を続けていきます。ベータ版提供時と同様に、みなさんからのフィードバックをもとにした定期的なアップデートと新機能の開発や機能改善を続けていきます。今後数カ月にわたっての、デザイン、プロトタイプ、共有の各機能の進化についてご紹介します。
デザイン
まず、UXデザインに必要なコア機能を追加していきます。例えば、テキストの下線、ポイントテキストとエリアテキストの切り替え、レイアウトグリッド、JPG書き出しなどが数カ月内にリリース予定です。また、アダプティブデザインやレスポンシブデザインをサポートする機能、アセットの管理や再利用性を高める機能も順次追加していきます。
プロトタイプ
現状の画面間のトランジション効果だけでなく、デザインの意図をもっと明確に伝えるためのリッチな表現が必要だと思います。例えば、既存アートボード上にオーバーレイさせるアニメーション効果やオブジェクトのスクロール機能などはもうすぐリリース予定です。更にその先のゴールとして、高精度のマイクロインタラクション、ジェスチャーやさまざまなインタラクションタイプのサポートも検討しています。
共有
たいていのプロジェクトは開発者との協業がつきものです。そのために準備する指示書の作成は、貴重なデザイン時間を奪ってしまいます。この問題に対処するために、次のリリースではデザインスペック(仕様)を書き出せる機能がサポートされます。これにより、開発者はXDがなくても、画面遷移やアセットの位置、カラー、スタイルなどの情報を取得できるようになります。
サードパーティ連携
これらに加えて、XDを拡張するためのサードパーティツールにも対応する予定です。まずは、ZeplinとSympliとの連携から着手します。これにより、制作チームはデザインから開発までのワークフローの選択肢が得られます。また、機能やコマンド、パネルなどを拡張するためのプラグインサポートも検討しています。
Thank You
本日のAdobe XD 1.0リリースにわれわれアドビも非常に興奮しています。しかし、もっとワクワクすることは、これからのXDの進化と、みなさんがどのようにXDを使ってデザインし、プロトタイプを作成し、それを共有していくかということです。是非ともみなさんのご意見をUserVoiceでお聞かせください。もちろん、Twitterアカウント @AdobeXD に話しかけていただくことも大歓迎です。
ここまでの継続的なみなさんのサポートに大変感謝しています。今後もUXデザインのための完全なソリューションを一緒に作り上げていくため、みなさんのサポートをよろしくお願いします!
この記事は、2017/10/18にポストされた What’s Next for Adobe XD CC? を抄訳したものです。