無料スキャンアプリ「Adobe Scan」がAdobe Senseiの画像認識や文書検索に対応 #AdobeScan

連載

文字認識が可能な無料スキャンアプリ「Adobe Scan」特集

アドビは、無料のスキャンアプリ「Adobe Scan」をアップデートしました。今回のアップデートでは、アドビのAI/機械学習プラットフォームであるAdobe Senseiにより、Adobe Scanでの文書検索機能が追加されました。また、アプリの使い勝手が向上したほか、よりきれいにPDFに変換できるようになりました。以下に、新しい機能について詳しくご紹介します。

ワンクリックでデバイス上の写真の中から瞬時に「文書のみ」を表示する

「スマートフォンで撮った文書の写真をPDFに変換したい。」そういった時に便利なのが、「文書のみを表示する」機能です。この機能では、Adobe Senseiがデバイス上にあるすべての写真を分析し、自動的に文書や領収書などの、テキストが写っている画像を瞬時に見つけ出してくれます。

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画面下にある「写真」アイコンをクリックし、お手持ちのデバイス上にある写真にアクセスします

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<Android> デバイス上にあるすべての写真が表示されますが、「文書のみを表示」をオンにすると、自動的にテキストが写っている画像のみが振り分けられ、表示されます。

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<iOS> 自動的にテキストが写っている画像のみが表示されます。他の画像を表示したい場合は、画面下にある「すべての写真を表示」をタップします

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あとはPDF化したい写真を選択すれば、簡単にPDFに変換することができます。複数枚の写真を選べば、1つのPDFファイルに簡単にまとめられます

ファイル名の検索が可能に

スキャンしたファイルが多く、必要なデータをすぐに探したいときに役立つのが検索機能です。ファイルに予め名前と日付を記録しておくと、キーワード検索機能を使って瞬時に必要な文書ファイルにアクセスできるようになります。また、画像データには自動的に撮影した日付が記録されているため、その日付でのキーワード検索も可能です。

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予めファイルの名前と撮影した日付を記録しておけば、検索機能を活用できます。

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ファイル名の検索で、必要なファイルにすぐにアクセスできます。

iOS11に新しく追加された標準アプリ「ファイル」に対応

Adobe Scanでスキャンしたデータは自動的にクラウド上に保存されるため、PCやモバイル端末など、異なるデバイス間でのシームレスなデータの管理が可能です。今回のアップデートでは、iOS11で新しく追加された標準アプリ「ファイル」にも対応し、iPhoneとiPad間でのファイル同期の手段の選択幅が広がりました。

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iOS11で新しく追加された標準アプリ「ファイル」をタップ

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「ファイル」内でAdobe Scanが自動追加。異なるデバイス間でデータ管理が可能に

スキャンの品質が向上し、オフライン環境での利用も可能に!

さらに、今回のアップデートにより、取り込む文書の「影」や「折り目」といった部分の画像補正機能が向上し、よりきれいに文書をスキャンできるようになりました。また、Androidユーザーであれば、オフライン環境下でもAdobe Scanを利用可能になりました。

OCR(テキスト認識機能)や文書検索といった強力なスキャン機能を搭載した無料スキャンアプリ「Adobe Scan」は、今年6月にリリース以降、400万回以上ダウンロードされており、高い評価を得ています。

Adobe Acrobat DCやAdobe Signと一緒に利用することで、Adobe Scanの活躍の場はさらに広がります。Adobe Scanで取り込んだドキュメントの編集や、取り込んだ文書に電子サインを付与して送信することもできるようになります。アドビは今後も、個人利用からオフィスの文書業務まで、様々なシーンで役立つ新しい機能をAdobe Scanで提供してきます。

機能がさらに強化された無料スキャンアプリ「Adobe Scan」は、App Store, Google Playで今すぐダウンロードできます。ぜひお試しください。