UXデザイナーへのプレゼントは何にする？予算別オススメのプレゼント

もうすぐクリスマスがやってきます。では、UXデザイナーには何をあげたらよいでしょう？（特に、もしあなたがそれがどんな職業なのかよくわからないとしたら…）この記事は、UXデザイナーが喜びそうなプレゼントの案を、様々な価格帯から紹介します。良いプレゼントを！

トレンドの先端を走る人向け

多くのUXデザイナーは、技術トレンドの先端にいることを好みます。2017年には会話型の音声UIやVR（バーチャルリアリティ）やAIが注目の的でした。こうした技術の発展で、人は新しいコンピューターとの関わり方の領域に踏み込むこととなり、UXデザインの実践も影響を受けることでしょう。

Google Home Miniは、音声により動作するスマートな支援機能を試すオプションのひとつ画像著作権：store.google.com

もし、あなたの知り合いのUXデザイナーが、常に流行の先を行こうとしているなら、次のような候補はいかがでしょうか。

Google Home Miniは、Googleのスマートなアシスタント、Google Homeのかわいい（そして価格の安い）方です。これは、音声UIや、スマートホームシステムを掘り下げたい欲求のありそうなUXデザイナーには良い贈り物です。Google Homeは、SpotifyやNestなどのさまざまなシステムと連携し、価格は6480円です。
ますます、UXデザインの作業には、AIを考慮することが求められています。クリス・ノーセルの本、ツールからエージェントへ。弱いAIのデザイン – 人工知能時代のインタフェース設計論（価格2808円）は、この変化の意味を知りたい人、AIのある環境でユーザー中心のデザインをする方法に興味のあるすべての人が、最初に読むのに適した本です。

UXという職業は、成長を志向する心構えと、スキルや手法の継続的な向上が間違いなく必要です。UXに転職しようとしている人でも、長いキャリアを持つ人でも、こんなプレゼントなら喜ばれるでしょう。

UIEの All You Can Learn Libraryは、アビー・コバート、ジェフ・ゴーセルフ、カレン・マクグレーンら、業界の専門家による知識の宝庫です。録画されたオンラインセミナーで扱われるトピックには、アクセシビリティ、コンテンツ戦略、UXデザイン、フォームデザインなどが含まれます。月29ドルのサブスクリプション1年分前払いは、UXデザイナーに歓迎される贈り物でしょう。
カンファレンスへの参加は、新しいアイデアに出会ったり、UXに共通の興味を持つ人と交流するすばらしい機会です。真剣にUXデザイナーを続けていこうとしている人には、2018年のカンファレンスのチケットはどうでしょう？チケットは高額で、旅行の費用もかかりますが、MidwestUXは比較的求めやすい価格の選択肢で、早期割引は375ドルからです。今年はシカゴで開催されます。

他の職業と同様、UXデザインは多くのツールや手法を使います。そして、実践的な人は、さまざまな選択肢を試し、自分にちょうど良いものを見つけようとします。彼らがまだ試していないかもしれない、新しい選択肢があるかもしれません。

エコー・スマートペンは、メモや録音からインタラクティブな画像と音声の書類を作成する。UX調査に最適画像著作権：http://pen.gakken.jp/

エコー・スマートペンは書いている間に音声も記録します。一人で調査やインタビューをこなすUXデザイナーには良い選択です。従来のペンと紙の機能に加え、デジタル文書を作成する機能を持ち、セッション中の会話の記録をとります。2GBモデルの販売価格は18144円です。
Adobe XDは、考える速度でデザインできるデザインとプロトタイプがひとつになったツールです。最初のベータ版から10月のバージョン1.0までに、ダウンロード数は100万を超えました。このツールは、滑らかなワークフローと生産性を高める機能により、デザイナーの役に立とうとしています。単体プランは月額2180円からです。UXデザイナーにとって新年を新しいツールで始めるのは楽しいことかもしれません。

もしかすると、これらのどれも良い選択のようには感じられないとか、もしくは価格が高すぎるかもしれません。そんな場合のための無難な策をいくつか紹介しましょう。

UXデザイナーのスケッチをレベルアップするステンシルはみんな大好き画像著作権： https://www.uistencils.com/products/the-ui-stencils-starter-pack

デザイナーがポストイットとペンを大量に使うのは有名です。見え透いているかもしれませんが、安くてどんなUXデザイナーの役にも立つ良いプレゼントです。
UXデザイナーがステーショナリーやペン好きなのに気づいたでしょうか。MUJIゲルインキボールペン（80円から）やサクラピグマペン（200円）を靴下に詰めて贈ってみましょう。
ノートはいつでも無難な選択です。さまざまなブランドやスタイルから選ぶことができます。モレスキンのノートは定番で、更にスケッチをSVGに変換するCreative Cloudと連携するスマートノート（3780円）もあります。他にはField Notes（1000円程度から）やLeuchtturm 1917（2000円程度から）なども有名なブランドです。
UI Stencil Starter Pack（$80）は、洗練されてプロっぽいスケッチを格好よくつくるツールです。特にペーパープロトタイプ好きなデザイナーには好まれるでしょう。

最後に、自身の仕事の意味について、あるいは、プライバシーや資本主義、それからデザインで社会に貢献することについて、休暇中に考えているデザイナーのために、マイク・モンテイロのDesign Ethicsの10冊パックなどはどうでしょう。

楽しいホリデーシーズンを！