働き方改革。紙の契約書で40日間かかった契約締結を、電子サインで2時間に短縮 #AdobeSign

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クラウドベースの電子サインソリューション「Adobe Sign」特集

「今回、サインする側になって初めて、電子サインの利便性を実感できました」そう話すのは、デジタルメディア営業統括本部 メジャーアカウント営業部 シニアアカウントマネージャーの倉脇英隆。2012年よりAdobe Document Cloud、Adobe Signなどをお客様に提案しています。

今回、Adobe Signを利用しているお客様から倉脇宛に契約締結の依頼が来ました。
契約締結を書面で行う場合と、電子サインを用いてデジタル的に行う場合のプロセスを比べてみると時間が大幅に短縮できていることがわかります。下記の図は、アドビの海外本社にて契約を締結するフローです。

AdobeSign_figure
https://blogs.adobe.com/documentcloudjapan/files/2017/12/AdobeSign_figure_w1280.png

どちらも契約内容確認までは同様ですが、Adobe Signの場合では、お客様がAdobe Signで倉脇にサインを依頼します。倉脇が本社契約担当者に署名を委任し、それを受け取った本社側が電子サインを行うことで、契約が締結されます。締結するまでのプロセスはお客様、本社、倉脇に自動通知されるため、契約書が今誰の手にあるのかが把握できます。

Adobe Signの場合、法的有効性である「本人性」と「非改ざん性」を担保しているため、原本をやり取りする必要がなくなり、それによって大幅に時間とコストが削減されます。これにより紙の契約書で40日間かかったプロセスを2時間に短縮できました。
また、時間・コスト・郵送の手間を削減できる以外にも、契約書が届いたか、いつサインされるのかといった確認の連絡をする煩わしさもなくなります。

実際のAdobe Sign上の署名画面
https://blogs.adobe.com/documentcloudjapan/files/2017/12/kita02-2.jpg

実際のAdobe Sign上の署名画面

電子サインで働き方改革も

このように、Adobe Signを活用することで、契約までの時間を短縮し、お客様にアドビのソリューションをより早く活用いただけると同時に、業務効率を向上することができます。
倉脇は、今回サインをする側になって実感したメリットをお客様に積極的に伝えていきたいと言います。

「契約締結の遅れにより、機会損失を経験されたお客様や、電子サインの法的有効性を知って導入されたお客様もいらっしゃいます。また、Adobe Signならモバイル端末のブラウザ上でサインできるので、時間や場所に縛られることなく、いつでもどこでも契約を締結できるので働き方改革にもつながります。テクノロジーの普及によって、これまで当たり前だった商習慣が変わり、ビジネスのスピードが益々加速していく中で、生産性・効率性が重要視される時代を迎えています。手紙がFAXに、FAXがeメールに移り変わっていったように、電子サインも徐々に社会に受け入れられるようになるのではと考えています。」

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