Lightroom Classicの今月のアップデートでは、写真ワークフローの最適化につながる大幅なパフォーマンスの向上といくつかの機能追加をおこないました。ひとことでパフォーマンス向上といってもインタラクティブ(ユーザーのアクションに対する迅速な反応)とバッチ処理(システムリソースの効率的な活用によるバッチ処理の高速化)の2つの観点がありますが、今回のアップデートではバッチ処理の向上にフォーカスしました。私たちは引き続きインタラクティブとバッチ処理双方のパフォーマンス向上に努めてまいります。
インテル社との協力に基づくCPUとメモリ利用の最適化の結果、12GB以上のRAMを装備したマルチコアマシンにおけるパフォーマンスが向上しました。以下の操作時に速度の向上が感じられるでしょう。
- [グリッド]表示でのインポート時における読み込みの高速化
- インポートとプレビュー画像生成の高速化
- [ルーペ]表示における画像切り替えの高速化
- [現像]モジュールにおけるレンダリング結果表示の高速化
- HDRマージ、パノラママージ処理の高速化
- エクスポートの高速化
さらに、一部のユーザーからLightroom Classicで長時間作業をしていると反応が遅くなるという報告がありましたが、この問題の大半を解決する修正を施しました。まだ同様の症状が現れる場合はぜひお知らせください。
Lightroom 7.2の改良点に対し、当初は最新の高価なハイエンド機材だけにフォーカスが当たっているのではという懸念が寄せられましたが、今回の改善は搭載RAMが12GB以上という制約を除けば新旧あわせたMacおよびWindowsの幅広いハードウェアで恩恵を受けられるものです。つまり、今回のアップデートの特徴のひとつはユーザーのハードウェア投資に相応の効果があるということです。過去に寄せられたフィードバックに、最新のハードウェアシステムに相当の額を投資してもそれに見合ったLightroomのパフォーマンスの向上が得られないというものが多くありましたが、Lightroom 7.2はこのような課題の解決に向けた重要なステップだと捉えています。現時点で7.2が実現するパフォーマンス向上に私たちは満足していますが、今もさまざまなプランが準備されており、将来のリリースでさらなるパフォーマンスの向上をお届けできるでしょう。
皆様からのリクエストにお応えするべく、以下の新機能を追加しました。
フォルダー検索
Adobe Camera Raw
上記のパフォーマンス向上に加えて、ACRプラグインにもPhotoshop Continuously Scalable User Interfaceを採用し、100%または200%でスケールできるようにしました。これは、主にPhotoshopを同期するためのWindowsの変更であり、今回のアップデートでWindowsユーザーはACRプラグインを100%から500%まで100%刻みでスケールできるようになりました。どのスケールを用いるかはWindows OSが判断します。 Windowsでは、モニタ単位のスケーリングがサポートされました。 つまり、マルチモニタ利用時に各モニタを異なるスケールファクタで設定することができ、ACRはそれらに合わせて表示されます。
これらの新機能の詳細とバグ修正の一覧はLightroom Classicの新機能についてをご覧ください。
また最新版でサポートするカメラとレンズプロファイルの情報もご確認ください。
この記事は、2018/2/13にポストされたAnnouncing the February Update to Lightroom Classicを翻訳したものです。